- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県鬼北町
- 広報紙名 : 広報きほく 令和7年12月号
■「-Halloween(ハロウィン)-~古代アイルランドのお盆祭り~」
近年、ハロウィンは日本全国で人気となっていますが、その発祥の国がアイルランドであることをみなさん知っていますか?
日本を含め世界各地で祝われているハロウィンは、約2000年前のアイルランド島が発祥です。起源は秋の収穫期の終わりと冬の始まりを焚き火、饗宴、異教徒の儀式で祝う古代アイルランドの祝祭「サウィン(Samhain)」です。サウィンとは、アイルランド語で「夏の終わり」を意味します。
古代ケルト人たちは、サウィンを現世と来世を分ける境界が弱まる時と捉え、「プーカ」と呼ばれる妖精や墓からよみがえった死者の魂が、地方をさまよって生家に帰ると信じていました。死者の魂は、幽霊や妖精、悪魔などの姿をしており、彼らが家に戻ってきた時に機嫌を損ねないよう、当時の人々は食べ物や飲み物を準備し、自らも不気味な仮装をして身を隠していました。また、あの世からやってくる悪霊を追い払うために大きな焚き火が焚かれ、人々はカブをくり抜き、残り火を入れて家へ持ち帰りました(現在のジャック・オー・ランタン)。子どもや貧しい人々にお菓子を配る習慣(現在のトリック・オア・トリート)なども、この頃に始まったと考えられています。
過去2世紀にわたるアイルランドからの移民により、このハロウィンの伝統がアメリカに伝えられ、世界的なイベントへと発展することとなりました。ここ日本でも、あらゆる年代の方々がハロウィンを受け入れています。
