くらし 地域の交通安全を支える人たち

今年、土佐市では交通死亡事故が多発しています。特に、歩行中や自転車乗車中に自動車に巻き込まれる交通死亡事故が多く発生しています。どうやって歩行者や自転車に乗る人を交通事故から守るかが大きな課題となっています。そこで、今号では市内の街頭や交差点に立ち、子どもや高齢者の交通安全のために活動する交通安全指導員を紹介します。

◆交通安全指導員とは?
市内各所で交通安全指導を行い、子どもや高齢者を交通事故から守ったり、交通安全教室などの啓発活動を通じて地域の交通安全運動を積極的に行う方々です。

◆どんな人が活躍している?
現在10名で、元会社員や農業者など職歴を問わず様々な経歴の方が活躍されています。

◆どんな活動?
新学年の時期には、子どもたちに向けて交通安全教室や交通安全講演を行い、交通事故の怖さや交通ルールを守ることの大切さを伝えています。
春・秋・年末年始には交通安全運動の街頭指導を行い、交通安全を呼びかけています。
また、毎月決まった日に交差点や小学校近くの横断歩道に立ち、子どもや高齢者が安全に道路を横断できるように交通安全指導をしています。

▽交通安全指導員の仕事
・4月〜6月交通安全教室
・春・秋・年末年始の交通安全運動
・毎月の街頭指導

◆やりがい・おもいとは?
交通安全指導員 隊長 安原 敏雄 さん
私たち交通安全指導員は、市内の交通事故をなくしたいという思いで活動しています。暑い日も寒い日も街頭や交差点に立つことは辛いときもありますが、歩行者の方から「ご苦労様です」「いつも助かってます」と何気ない感謝の言葉をいただくことが何よりのやりがいです。
また、通学路で子どもたちが元気に挨拶をしてくれ、健やかに成長していく姿に活力をもらっています。
最近、土佐市では自転車の交通死亡事故が多くなっています。私たちはヘルメットを着用していない自転車運転手には積極的にヘルメット着用の声がけをさせていただいています。時には口うるさく聞こえる時もあるかもしれませんが、自転車運転手の命を守るためにも私たちの活動にご理解いただきますようお願いします。
これからも交通事故のない土佐市を目指して共に活動していきましょう。

◆交通安全指導員を募集
募集人数:若干名
対象年齢:本市に居住する20歳以上70歳未満
出務報酬:1時間当たり定められた金額を支給
出務内容:
地域での街頭指導(毎月4日間、各1時間程度)
春・秋・年末年始の交通安全運動(各10日間程度、各1時間程度)
4月〜6月に交通安全教室(20日間程度、各3時間程度)

お問合せ先:市総務課交通安全担当
【電話】852-7602【FAX】852-5290