イベント よさこい高知文化祭2026

心踊る、文化咲く―
第41回 国民文化祭 第26回 全国障害者芸術・文化祭
令和8年10月25日(日)~12月6日

「よさこい高知文化祭2026」は、令和8年に高知県で開催される「第41回国民文化祭第26回全国障害者芸術・文化祭」の統一名称です。毎年各県持ち回りで開催されており、各種文化活動を全国規模で発表・共演・交流する国内最大級の文化の祭典となっています。

◆四万十市での取り組み(予定)
全国規模の文化団体と市町村が連携して実施する文化交流事業として、(一社)全日本川柳協会と共同開催する「川柳の祭典」や、地域の文化資源や特色を生かした事業として、音楽公演などを開催するほか、会期中に実施予定の既存行事によさこい文化祭2026の冠を付すことで大会を盛り上げます。
開催にむけた機運醸成のための取り組みを行っていきます。今後、随時紹介していきますのでお楽しみに!

■川柳と私
―よさこい高知文化祭2026・川柳の祭典開催にあたって―
よさこい高知文化祭2026・川柳の祭典実行委員長 小笠原 望

第41回国民文化祭の川柳部門が四万十市で開かれることになりました。来年、しまんとぴあに全国の川柳愛好家が集まります。
川柳は五七五で、人間を詠う短詩です。俳句は自然を対象としており、基本的に句の中に季語がありますが、川柳は誹謗中傷や下品な表現でなければ何でもありの十七音字の短詩であり、自由さがあります。
川柳は笑える面白いものとの誤解がありますが、五七五の十七音字の中に、人間がいればいいのです。自分の目で見た、感じた人間の素晴らしさ、弱さ、切なさ、そんなことを一句にします。
私は中学三年生から川柳を始めました。新聞の川柳欄に投稿して、掲載されるとうれしくてどっぷりはまってしまいました。私の危うい青春時代を救ってくれたのが川柳であり、川柳の世界に恩返しがしたい、それが今の私の気持ちです。四万十市で川柳の祭典が開催できることは、地元の川柳会、市の教育委員会の方たちの力によって初めてできることで、ありがたいことです。
もう一つ、私には夢があります。この大会を機会に地元四万十市の皆さんに川柳に親しんでいただき、また川柳を作る人が一人でも増えたら、こんなうれしいことはないと思っています。
来年まで川柳入門教室を開催しています。川柳を知ると、ものの見方の幅が広がりますので、ぜひ参加してみてください。

◇川柳入門教室
日時:毎月第1・3水曜日 10時~11時30分
場所:しまんとぴあ ミーティングルーム2

問合せ:(市)生涯学習課 社会教育振興係
【電話】34-7311 
【FAX】35-4260