- 発行日 :
- 自治体名 : 高知県四万十市
- 広報紙名 : 広報しまんと 令和7年12月号
■1年に1度は健診を~健康は自分で~ 保健カレンダー

※12月19日までの計画については、広報11月号P25に掲載しています。
◇12月20日に今年最後の集団健診を実施します!ぜひご受診ください
当日は各種がん検診も同時に受けることができます。受診を希望する方は四万十市けんしん予約サイトまたは電話でご予約ください。
日時:12月20日(土)8時30分~11時、13時30分~15時
場所:市役所3階
対象者:30~74歳までの四万十市国民健康保険加入者の方で令和7年度健診未受診の方
問合せ:
・(本庁)健康推進課
【電話】34-1115
・(支所)西土佐保健分室
【電話】52-1132
■帯状疱疹の予防接種はお済みですか
帯状疱疹は、神経に沿って痛みを伴う水泡が皮膚に現れる病気であり、加齢による免疫力の低下などにより発症します。重症化すると痛みが長く続くこともあるため、予防接種を受け、発症や重症化を防ぐことが大切です。
令和7年度から帯状疱疹予防接種が助成対象となっています。対象者の方は、接種忘れがないようご注意ください。
令和7年度助成対象者:
・令和7年度に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳以上になる方
・60歳から65歳未満の方で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能で身体障害者手帳1級程度の障害を持つ方
※過去に帯状疱疹ワクチンを接種していない方が対象
助成期間:令和8年3月31日まで
使用ワクチン・回数・自己負担額:
・生ワクチン(1回接種、3,000円)
・組換えワクチン(2回接種、各7,000円)
※生活保護受給者は、市が発行する自己負担額免除証明書を医療機関に提出することにより無料。
※組換えワクチンを接種する方は、1回目の接種から2か月以上の間隔をあける必要があります。年度末までに接種した予防接種が助成の対象となるため、お早めに接種をご検討ください。
接種方法:県内の委託医療機関での個別接種
◇令和7年度助成対象者生年月日一覧
65歳:昭和35年4月2日~昭和36年4月1日
70歳:昭和30年4月2日~昭和31年4月1日
75歳:昭和25年4月2日~昭和26年4月1日
80歳:昭和20年4月2日~昭和21年4月1日
85歳:昭和15年4月2日~昭和16年4月1日
90歳:昭和10年4月2日~昭和11年4月1日
95歳:昭和5年4月2日~昭和6年4月1日
100歳以上:大正15年4月1日以前に生まれた方
問合せ・申込先:
・(本庁)健康推進課 地域保健係
【電話】34-1823
・(支所)西土佐保健分室 保健係
【電話】52-1132
■「アルコール使用障害」を知っていますか?
アルコール使用障害とは、長期間の飲酒によって脳の働きが低下し、お酒への欲求を抑えられず、飲み方のコントロールが効かなくなる病気であり、アルコール依存症と呼ばれる病状もこれに含まれます。
アルコール使用障害は、専門的な治療を受けることで回復が可能な病気です。
この病気について、多くの方に知っていただくために、地域の自助グループの中で支え合いながら断酒を続けている方に、体験談を寄せていただきました。
もし身近な人が「依存症かもしれない」と感じたら、一人で抱え込まず、相談窓口へご連絡ください。
◇自助グループ(当事者の集まり)とは
アルコール使用障害の方とその家族によって構成された「お酒をやめる会」です。
高知県内には「断酒会」や「AA(アルコホーリクス アノニマス)」というグループがあります。
◇体験談
飲み始めの頃、お酒は私を解放し、人とつながらせてくれ、リラックスさせてくれた。しかしだが、お酒の量が増えると、友達と会うより飲むことを優先するようになった。記憶をなくすことが多く、目がさめるのが怖かった。量も時間もコントロールできず、嘘をつき隠れて飲んだ。飲む事以外は出来なくなってしまい、家族との関係は壊れていった。それでもやめる気になれず、自分でもどうしていいかわからず苦しかった。そして絶望し何度も自殺未遂をした。
数回目の精神病院入院中、毎日のようにAAへ通う機会を貰い、初めてお酒をやめたいと思った。
退院後も継続して参加しお酒が止まっている。また、飲まない生き方の練習をAAの中でさせて貰っている。
AA(アルコホーリクス アノニマス)高知グループ ふみえさん
問合せ・相談窓口:
・幡多福祉保健所 健康障害課
【電話】34-5124
・(市)健康推進課 健康増進係
【電話】34-1115
■しまんとほね祭りを開催しました!
10月18日、世界骨粗しょう症デーにあわせて「しまんとほね祭り」を開催しました。
当日は約150人の方が参加し、講演や骨密度測定などを通して、自分の骨の健康について学びました。
吉井クリニックの吉井一郎院長の講演では、栄養や運動、適切な体重・生活習慣、定期的な骨量(骨密度)のチェックが丈夫な骨を保つために大切だと語られました。
その後は骨密度測定や骨によい食事の試食など、会場の催しを楽しみながら、学びました。
吉井院長のお話にあった「丈夫な骨づくりのポイント」をまとめましたので、ぜひ皆さんも意識して生活をしてみてください!
◇丈夫な骨づくりのポイント
・栄養:ビタミン(特にビタミンD、ビタミンK)やカルシウムをしっかりとる
・運動:ウォーキングなど、重力に逆らう運動を続ける
・体重:過度なダイエットを避け、極端なやせを防ぐ
・生活習慣:禁煙し、飲酒は控えめにする
・骨量のチェック:定期的に骨量(骨密度)を測る
市では、乳がん・子宮頸がん検診(集団検診)を受けた方を対象に、希望者へ骨密度測定を行っています。これまで骨密度測定を受けたことがない方は、ぜひ測定してみましょう!
問合せ:(市)健康推進課 健康増進係
【電話】34-1115
