くらし 11月14日世界糖尿病デー

世界糖尿病デーは、世界に広がる糖尿病の脅威に対応するため、IDF(国際糖尿病連合)とWHO(世界保健機関)が制定した疾患啓発の日です。
現在、170か国が参加し、糖尿病の予防や治療継続の重要性について住民に周知する重要な機会となっています。

●香美市では糖尿病患者が増加しており、特定健康診査受診者のうち、糖尿病の値が正常でない人の割合は6割以上と多くなっています。
●糖尿病とは、インスリンの分泌低下などによって血糖値が上昇する病気です。高血糖の状態が続くと、知らない間に全身の血管や神経が侵され、さまざまな合併症が起こります。糖尿病の怖いところは、これらの合併症が進行するまで、その自覚症状が少ないことです。
●良好な血糖コントロールが糖尿病予防のカギとなります!

◇バランスの良い食事を心がけ、食べ過ぎに注意しましょう。また、日常で体を動かすことを意識すると、血糖の上昇をコントロールできます。
◇健康診断を毎年受診することが大切です。血糖値が高めの人は、保健指導を受け、早期からの生活改善に取り組みましょう。
◇病院や健診で糖尿病の指摘を受けても、未受診の方や治療を中断する方がいます。糖尿病には、適切な治療の継続が必要です。