くらし 協力隊活動報告

情報発信担当のヴィラード メリケ地域おこし協力隊の活動の様子をお伝えします。
9月から10月にかけて同協力隊の出身国のエストニアから、土佐町を含む四国への旅行客の方を迎えました。町では海外向けの情報発信を行い、来年も複数回のツアーを予定しています。
この記事に関してのお問い合せ先 企画推進課【電話】82-2450

土佐町で迎える2度目の秋です。皆さんも、この雄大な風景がもたらす美しい瞬間を楽しんでいることを願っています。
私にとって土佐町での時間は、心温まるものであり、仕事の面でも実り多いものでした。ここでは本当に「家」にいるような気持ちで過ごすことができ、地元の人々はいつも親切で、温かく接してくれています。私はこの美しい山あいの町を、まだ知られていない魅力あふれる場所として多くの人に伝えたいという思いから、情熱とわくわくした気持ちをもって、いろいろな場面で土佐町の活動に関わってきました。
今年は、エストニアのテレビ局の方や観光グループを初めて迎えることができました。私は彼らに地元の人々や自然の美しさを紹介する機会を得て、この旅は私の心を深く動かすものとなりました。土佐町は私を温かく受け入れてくれました。だからこそ、私はこの「山に抱かれた四国の心」を、地域の暮らしや文化に興味を持つ人々へ伝えたいと思っています。
この秋に旅行に来たエストニアの皆さんは、特に地元の食事を楽しんでいました。旬の野菜や果物、海や山の恵みを使った料理は大好評でした。お気に入りの場所でもある「おおぶち自然村」では料理体験もしました。あたたかい交流と人と人との心のつながりが、文化の違いを美しく越えていく瞬間でした。
わらじづくりの体験も大変興味深いものでした。エストニアの人々がこの古来の手仕事を器用にこなす様子には驚かされ、自分で編んだわらじを履いたときの喜びようは忘れられません。
また、和歌の朗詠とともに観覧した白拍子の舞は、美しい自然の中で味わう郷土料理とともに参加者の心に深く刻まれました。
グループのうちの4人にとっては今回が初めての日本訪問でしたが、四国の心、土佐町は彼らに強い印象を残しました。旅の終わりに東京を数日訪れた際、彼らはその日のうちに「もう土佐町が恋しい」とメッセージをくれました。土佐町の温かく開かれた人々の人柄が忘れられなかったのです。
本当に、私たちはこの強いコミュニティ、優しい人々、美しい自然、そして清らかな食に誇りを持つべきだと思います。これらすべてに、エストニアの訪問者たちが深く感謝していました。私はこれからもエストニアと四国、土佐町の間に文化交流の架け橋を築き、互いに豊かさをもたらす関係を育んでいけたらと心から願っています。
そして、私をこの地域社会の一員として迎え入れてくださった皆さんに、心から感謝しています。これからも土佐町の暮らしに貢献し、その魅力を広げていきたいと思います。同時に、先人たちが守り伝えてきた文化や、この美しい自然の大切さを常に意識しなければなりません。私はその努力の一端を担い、今この場所を「誇りある私の故郷」として、これからも力を尽くしていきたいと思います。

ヴィラード メリケ