子育て 越知小学校

今回は小学校図書支援員の井上が作成しました♪

■学校図書室の取り組みを紹介
小学校では、2学期に入り、人権教育主任が中心となって、道徳の時間や図書の時間に本を活用して、プチ平和学習を行ったり、命の大切さについて考えを深めています。

▽2学期最初の「図書の時間」に読み聞かせ
1~3年生には、上野動物園に関するお話を、4~6年生には広島に関する内容の絵本を紹介しました。読み聞かせの後には、担任が平和や命について話をしたり子どもたちの意見を聞く時間を持ちました。子どもたちからは「動物たちがかわいそう」「平和を大切にしたい」といった声があがりました。
戦争を学ぶとき、どうしても悲しい事実やつらいことに直面しますが、過去にあったことを正しく知ることは、これから子どもたちが平和を守るために欠かせないことです。多くの人々の平和を願う思いと努力で今の私たちの生活があることをしみじみと感じる時間となりました。
また、小学校が学校全体で大切に取り組んでいる「挨拶」「きく」「言葉遣い」の3つのキーワードも相手を認め、受け入れ、対話や平和的解決につながる行為・行動です。今回の読み聞かせが、より良く生きるために考えるきっかけになってくれるとうれしいです。

▽壁面かざり
図書室の前の廊下には、季節を感じられるモビールを飾っています。立体の飾りは風が吹くとくるくる回るので、来室する児童に親しみやすさや楽しさが伝わるといいなと思っています。図書室が子どもたちにとって、「新しい本との出会いの場」となり、行きたくなる場所になることを願い、今後も工夫を重ねていきます。