くらし 6月23日から29日までは男女共同参画週間 誰もが自分らしさを発揮できる社会へ

久留米市は、一人一人が性別に関わらず個性や能力など、自分らしさを発揮できる男女共同参画社会を目指しています。社会では、いまだに「男性だから」「女性だから」と性別で役割が分けられることも。性別に関係なく助け合えば、誰もが暮らしやすい社会をつくることができます。職場や家庭など、身近な場面での男女平等について考える事業を開催します

■記念講演「スポーツから考える ジェンダー平等」
日時:6月15日(日) 14時~16時
会場:えーるピア久留米301・302学習室ほか
講師:山口香さん(柔道五輪銅メダリスト)
定員:144人。電子申請か問い合わせ先に電話・ファクス、窓口で申し込み。先着順。一時保育や手話通訳、要約筆記が必要な人は8日(日)までに連絡。参加無料

■映画「私はモーリーン・カーニー 正義を殺すのは誰?」
日時:6月28日(土) 14時~16時01分
会場:えーるピア久留米 視聴覚ホール
内容:会社の未来や雇用を守るため、労働組合代表のモーリーンは、自社を巡る国家的スキャンダルを内部告発。彼女が肉体的、精神的暴力にも屈せず闘い続け、無罪を勝ち取るまでの作品
定員:250人。申し込み不要・当日自由席

■パネル展示
日時:6月15日(日)から29日(日)まで
会場:えーるピア久留米1階ほか
内容:ジェンダーに関するパネルの展示

■男女平等への意識を調査
市は「久留米市男女共同参画行動計画」を策定するため、5年に一度「男女平等に関する市民意識調査」を行っています。昨年度は、15歳以上の市民3,000人を対象に実施。男女平等への考え方や社会活動などへの女性の参加・参画などを調査しました。

◇性別で役割を分けることへの「反対」が過去最多
「男は仕事、女は家庭」という性別役割分担の考え方に同感しない割合は77.4%。前回より11.3ポイント増加し、過去最多に。性別に関わらず、仕事や家事、育児などを担う意識が高まっていることが分かります。
一方、社会全体で男女の地位が平等になっていると感じる割合は17%。前回の11.8%より増えたものの、いまだ少ない割合です。実際に、地域や職場で性別によって業務に差が出たり、家庭との両立のため、女性の非正規雇用が多かったりする現状も。誰もが活躍できる社会の実現に向け、性別に関わりなく、互いの考えや意見を尊重することが大切です。

◎調査結果
※QRコードは本紙P.15をご覧ください。

問い合わせ先:男女平等政策課
【電話】0942-30-9044
【FAX】0942-30-9703

問い合わせ先:男女平等推進センター
【電話】0942-30-7800
【FAX】0942-30-7811