子育て 消費生活の“困った”にアドバイス 相談員さんに聞いてみよう

■子どもの高額なゲーム課金に注意
長期休みは、子どもが親などのスマホを借り、ゲームに高額な課金をしていたという相談が多く寄せられます。中には50万円を超えた事例も。スマホの設定や使い方を確認しましょう。

課金とはサービスを受けるために料金を支払うことです。オンラインゲームの料金はスマホで簡単に支払えるため、子どもはお金を使っている自覚がないまま、課金し続けることがあります。形として残りにくく、大人は高額な請求が来て初めて気付くことが多いのです。
大人のスマホを子どもに貸していた場合、ゲーム会社には、大人が課金したように見えます。使わなくなった古いスマホにアカウントなどの情報が残っていて、課金できてしまうことも。
子どもにスマホを貸す時は、お金やスマホの使い方を家族で話し合いましょう。大人のアカウントのログアウトや子ども用のアカウントを作り、課金を承認制にする対策も有効です。

◇子どものゲーム課金を防ぐ4つのポイント
1.家族でお金、スマホについて話し合う
2.大人のスマホを貸さない
3.利用制限をかけた、子ども用のアカウントを作る
4.支払い完了などのメールを気にかける

問い合わせ先:消費生活センター
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