- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県直方市
- 広報紙名 : 市報のおがた 令和7年7月1日号
■飛び出し防止シートを市に寄贈
福岡県土木組合連合会直方支部谷口正晴(たにぐちまさはる)支部長は5月12日、市内の小学校の通学路上に設置する飛び出し防止シートを市に寄贈しました。可愛らしい虎のキャラクター「あんぜんまもるくん」が左右確認を呼びかけるデザインになっています。
大塚市長は「子どもたちが自ら立ち止まり左右確認をするという習慣づけにも役に立ち、とてもわかりやすいデザインだと思います」と話し、感謝を伝えました。
谷口支部長は、「学校の近くに貼ることで、子どもの命の安全を守ってほしいです」と述べました。市教育委員会は、2学期が始まるまでに、市内全ての小学校の通学路にこのシートを設置する予定です。
■親と子の安全教室
5月13、14日に直方自動車学校で直方市・小竹町・鞍手町の小学校新一年生を対象に「親と子の安全教室」が行われました。近年、5月から7月にかけて特に子どもの事故が多発する時期となっています。
安全教室では自動車学校スタッフや交通安全協会員が、横断歩道を渡る際の左右安全確認や大型トラックの巻き込み事故について説明し、危険な飛び出し事故の実演も行いました。子どもたちは熱心に説明に耳を傾け、実演の様子を見て「こわい!」と思わず声を上げるなど事故の恐ろしさについて学んでいました。
直方警察署交通課の山本紳一課長は、「新一年生が初めての通学で何が危ないのか、安全なのかをしっかり学んでほしい」と述べました。
■「カインズ」と包括連携協定5月23日、ごみ減量や古紙回収の推進、災害時の駐車場利用などに関する包括連携協定を埼玉県本庄市に本社を置く、株式会社カインズと締結しました。
この協定は市と同社が相互に密接に連携し、花文化観光都市の推進に関すること、災害時避難場所としての協力、4Rの推進に関すること(ごみ減量に向けた取り組み、古紙回収や回収量の共有等)など、地域の更なる活性化と市民サービスの向上を図ることを目的としています。
同社の植木俊行コーポレートサポート本部長は「直方市の環境、防災、地域振興に加え、教育、子育て、福祉など、地域課題に連携しながら取り組ませてほしいです」と話しました。
■地域でつながろう よこいと運動会
6月1日、市体育館で直方社会福祉協議会主催で第48回よこいと運動会が開催されました。障がいの有無や年齢に関わらず、誰もが楽しめる運動競技を通して市で暮らす人たちが「よこ」のつながりを深めることを目的として実施されています。
全部で14の競技種目が用意され、定番の大玉ころがしや玉入れだけではなく、車いすを用いたレースやゲートボールなどチームで協力しあう競技も行われました。自分のチームだけではなく、会場全体で「がんばれ」「すごいね!」と互いに助け合う姿もみられ、会場は一体感に包まれました。参加した人たちは「とても素敵な一日を過ごせました」「楽しかったです」と話しました。