健康 田川市立病院 NEWS LETTER VOL.52 冬号(2)

■[眼科]緑内障と白内障
目の病気は、知らないうちに進行している場合があります。
緑内障や白内障は自覚症状が少ないため、定期的な検診が大切です。

◆緑内障
緑内障は、眼圧の上昇などが原因で視神経が障害され、徐々に視野が欠けていく進行性の病気です。40歳以上の約20人に1人が罹患していると言われています。
緑内障進行に伴う視野の欠けは周辺部から始まるため、中心視力は長く保たれます。そのため、視野の欠けに気づいたときには病気が進行していることも少なくありません。

◆白内障
白内障は、目のレンズの役割を果たす水晶体が濁る病気です。加齢が主な原因ですが、紫外線を過剰に浴びることや喫煙、糖尿病なども影響します。
白内障は徐々に進行するため、本人が気づきにくいことがあります。
しかし、進行すると日常生活に支障をきたすようになります。
主な症状として、かすみ目(目の前がぼやける)、眩しさに敏感になる、ものが二重に見えるなどの症状があげられます。

当院での治療
当院眼科は、田川市で唯一、入院による手術を行っています。
入院手術を希望される方は、お気軽にご相談ください。

◆POINT 目の健康を保つために
高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病は目の健康にも影響します。緑内障、白内障は完全に予防することは難しい病気ですが、生活習慣を見直すことで発症や進行を遅らせる可能性はあります。バランスの良い食事・適度な運動・十分な睡眠・禁煙を意識しましょう。
また、画面などを長時間見つめることは避け、外出する際にはサングラスや帽子で紫外線を防ぎ、普段から目に優しい生活を心がけましょう。
そしてなにより、目の健康を保つためには、異変にいち早く気づき対処することが重要です。特に、40歳以上の人には1年に1回の定期的な眼科検診をおすすめします。

▽眼科スタッフ
・部長 永戸 天(ながと たかし)
[主な所属学会及び取得資格]
・日本白内障屈折矯正手術学会
・日本眼科手術学会
・日本眼科学会専門医