くらし 戦後80年平和事業

■未来へつなぐ平和の願い
令和7年度は、戦後80年という大きな節目の年です。市では、戦争の悲惨さと平和の尊さを改めて見つめ直し、未来を担う世代へ平和の大切さをつなぐため、一年を通してさまざまな平和の取り組みを行います。

■平和の塔
八女市星野村平和の広場に立つ、平和の塔。昭和20年(1945年)広島・長崎の原爆によって亡くなられた方々の冥福を祈り、世界平和への願いを新たにしていくために建てられました。
塔の中に燃える「平和の火」は、焦土と化した広島から星野村の故山本達雄氏が持ち帰り、やがて村が引き継いで、今日まで絶えることなく燃え続けています。世界の恒久平和を願う八女市民の心のシンボルです。
また、その隣には長崎市立式見中学校で育てられた苗木を譲り受けた「被爆クスノキ二世」と、広島市から寄贈された「被爆アオギリ二世」が、平和のシンボルとして大切に育てられています。

■平和祈念式典
原爆投下後の広島から故山本達雄氏が持ち帰られた「平和の火」が灯る平和の広場で、核兵器廃絶と世界の恒久平和への願いを込めて、平和祈念式典を行います。市内の小中学生や市民の皆さんが非核・恒久平和への祈りを込めて折っていただいた千羽鶴を献呈します。

日時:8月6日(水)8時10分~
場所:星のふるさと公園内平和の広場(雨天時は、星野総合保健福祉センターそよかぜ)

問い合わせ:星野支所総務係
【電話】52-3112
※式典終了後から正午まで、献花台を設置します。ご自由に献花ができます。

■黙とうをささげましょう
市では、広島と長崎における原爆死没者の霊を慰め、ご冥福をお祈りするため、あわせて世界恒久平和の確立を祈念するため、サイレンを合図に1分間の黙とうをささげます。皆さまのご協力をお願いします。八女消防本部管内すべてのサイレンを鳴らします。火災と間違えないようにお願いします。

日時:
広島原爆忌8月6日(水)8時15分から1分間
長崎原爆忌8月9日(土)11時2分から1分間
終戦記念日8月15日(金)正午から1分間

問い合わせ:総務課行政係
【電話】23-1224

■戦後80周年パネル展
戦後80年を迎えるにあたり、改めて戦争の悲惨さに理解を深め、平和についてお考えいただくために「戦後80周年パネル展」として「原爆パネル展」と「紙芝居『おばあちゃんと風船ばくだん』パネル展」を同時開催します。

期間:7月25日(金)~8月15日(金)
場所:市役所1階 情報の町家
料金:無料

問い合わせ:
総務課行政係
【電話】23-1224
人権・同和政策・男女共同参画推進課人権啓発係
【電話】24-8977

■星野未来塾・FM八女「平和はあなたから始まるボイスリレー」
各地域の住民が順番に出演し「自分にとっての平和」を発信します。「平和の火」の存在や身近にある平和の尊さを広めていきます。

放送:7月~3月予定

■第31回八女上陽万灯流し
清流星野川を大切にし、ふるさとの良さを見直したいとの願いを込めて灯ろうを川に浮かべます。今回は戦後80周年記念事業として、モニュメントに平和の火を採火し、平和の大切さを伝えるパネル展を行います。

日時:8月16日(土)17時~20時
※少雨決行
場所:ダニエルイノウエミュージアム・寄口橋周辺
料金:無料
定員:先着50人(灯ろうへの願いごと記入)、観覧制限なし
申込方法:当日受付

問い合わせ:観光協会上陽支部(上陽支所地域振興係)
【電話】54-2211

■平和への灯(ともしび)八女和紙で紡ぐランプシェード作り
太平洋戦争中に風船爆弾の材料として利用された八女和紙でランプシェードを制作し、平和への願いに思いをはせます。星野の平和の火をランプシェードに灯すデモンストレーションも行います。

対象:どなたでも(小学3年生以下は保護者同伴)
日時:9月6日(土)14時~16時
場所:岩戸山歴史文化交流館いわいの郷
料金:1000円
定員:20人
申込方法:電話、本紙P.3掲載の二次元コードのWebフォームより受付

問い合わせ:岩戸山歴史文化交流館いわいの郷
【電話】24-3200

■八女市戦後80周年記念事業一覧(令和7年度)

※事業は日程変更や追加される場合があります