- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県八女市
- 広報紙名 : 広報八女 2025年9月1日号
■星野村に、鬼がやってきた!!
星野村の夏の風物詩、祇園祭「こっぱげ面」が、7月11日(金)に長尾地区、14日(月)・15日(火)に三坂・室山地区で行われました。この祭りは、農産物の病害虫被害や水害の消滅、無病息災を願って伝えられてきたもので、鬼が持つ青竹でたたかれると一年間無病息災で過ごせるといわれています。
15日の朝、三坂地区のこっぱげ面が星野中学校に登場。鬼が大声を響かせながら校庭に現れると、生徒たちは全力で逃げ回り、まさに鬼ごっこ。青竹で叩かれ「いたーい!」と笑う声や鬼の叫びが響く中、鬼の札を取って喜ぶ生徒の姿も見られました。
■神輿を担いで、わっしょい!
毎年7月15日に須賀神社で行われる、無病息災と災害復興を祈願する「上陽祇園祭」が、今年も盛大に開催されました。約130人の子どもたちが神輿を担ぎ「わっしょい!」の元気な掛け声を響かせながら商店街を練り歩きました。
真夏の強い日差しの中、沿道からはバケツやホースで注がれる力水が惜しみなくかけられ、子どもたちは歓声を上げながらびしょ濡れに。笑顔と活気にあふれる子どもたちの姿に、地域の人々は夏の訪れと祭りの熱気を感じていました。
■八女の魅力を親子で体験“保育園留学事業“
黒木町の本分保育園で、保育園留学の取り組みが始まりました。保育園留学は、保育園世代の子どもを持つ家族が、約1~2週間地域に滞在し、保育園に通う「子どもが主役の暮らし体験」です。
留学一組目の、東京からお越しの小久保さんにお話を伺いました。
▽小久保さん(留学生は5歳と1歳のお子さん)
留学先に八女市を選んだ理由は、自然環境が豊かな点が魅力的だったためです。子どもは園の友だちにすぐに受け入れられ、川遊びや収穫体験を通して自然と触れ合いながら、充実した毎日を過ごしています。
八女市について今まで知る機会がありませんでしたが、今回滞在して、おしゃれなカフェや温泉など魅力的な観光資源に驚きました。
リモートワークをしながら、八女市を満喫いただいた様子の小久保さん。対談した市長は「また八女市に来ていただき、将来的には二地域居住先として検討いただけたら」と話を結びました。
市では、保育園留学をきっかけに市の魅力を発信し、関係人口や二地域居住の増加を図ることで、少子化や地域のにぎわいの減少といった課題の解消につなげたいと考えています。
■給茶機の茶葉を頂きました
市では「茶のくに八女」の子どもたちにおいしい八女茶を味わいながら、健康な学校生活を送り、地元に誇りを持ってもらうために、市内全校に給茶機を設置しています。
今年も、給茶機に使用する茶葉を福岡八女農業協同組合茶業部会各支部および福岡県茶商工業協同組合流通部会から頂きました。おいしい茶葉を、品質に合わせた温度や抽出時間を設定し淹れています。おいしい八女茶に親しんでもらえればと思います。
■市立学校等へ蜂蜜のプレゼント
8月1日(金)、株式会社正栄(鹿野徹一代表)から、小さいころから蜂蜜に親しんでもらいたいとの思いで、市立学校全校へ「国産みかん蜂蜜」「アサイーシロップ」および「サジーシロップ」が贈られました。児童・生徒一人に各1個ずつ、10g入りのスティックを給食で配布
します。また、今回希望があった市内幼稚園、保育園等へも「国産みかん蜂蜜」が贈られました。
簑原市長は「子どもたちに自然の恵みを感じてもらいたい」とお礼を述べました。
■八女市産の花をアレンジメントフラワーに
地産地消推進の取組みとして、八女市産の花を使用したアレンジメントフラワーを市役所本庁舎正面玄関に展示しています。花農家の方々が大切に育てられた月ごとに替わる季節の花をぜひご覧ください。
■梅雨明けの厳しい夏空の元、ボランティア作業
6月29日(日)、夏空の下、昇盛会(栗原吉平会長)会員49人の参加により、恒例の日向神ダム湖畔に植栽した桜・モミジ約500本の幼木の下刈を実施しました。今後も地域の役に立てるよう活動を広めてまいります。
■道の駅たちばな開駅20周年記念式典・祝賀会開催
8月1日(金)、道の駅たちばな開駅20周年記念式典と祝賀会がガーデンホール矢部川城で行われました。
平成17年2月の開駅以来、地域全体の「人・もの・情報」が交わる地域間交流の実現を目指し、全国的にも珍しい直売所の生産者達が直接運営する方法で経営が行われて来ました。
これまでに来訪されたお客様の応援や地域の生産者の努力により達成された20周年を関係者および農産物等直売所利用組合の方々でお祝いしました。
■こども記者クラブで市長に質問
7月31日(木)、定例記者会見に合わせて八女市スーパースクール事業「こども記者クラブ~市長に質問!みんなの八女市~」が開催されました。
小学5年生から中学1年生までの6人が参加し、定例記者会見を見学後「こども記者会見」にて市長に直接質問をしました。こども記者がまとめた記事は、広報八女10月号に掲載予定です。
また、市長室も見学し、普段は体験できない貴重な時間を過ごし、忘れられない夏休みの思い出となりました。
■新庁舎建設工事完了記念「ナイトマルシェ」開催
8月9日(土)、市役所駐車場にて新庁舎建設工事の完了を記念したイベント「ナイトマルシェ」を開催しました。
当日は、子ども縁日やキッチンカーが並び、家族連れを中心に多くの来場者でにぎわいました。また、電気自動車から電力を供給するゼロカーボンシティの取り組み紹介や、FM八女による特別番組の生放送も行われ、イベントを盛り上げました。加えて、普段は立ち入ること
ができない新庁舎内の施設も公開され、4階の議場や地下の免震装置などの見学ツアーが行われました。