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■あなたには、頼れる場所がある ゆくはしファミリーサポートセンター 結結(ゆいゆい)
ファミリーサポートセンター(通称ファミサポ)を、ご存知ですか?「子育てをもっと安心・便利にしたい」そんなご家庭の手助けをするのが、ファミリーサポートセンターです。
ファミサポでは、子育てを手助けしてほしい方(おねがい会員)と、子育てのお手伝いをしたい方(サポート会員)をマッチングし、地域で助け合う仕組みを作っています。
例えば、「市役所や銀行手続きなど少しの間、子どもを見てほしい」「急な残業で保育園や児童クラブのお迎えが間に合わない」など、日常の「ちょっと困った」をサポートします。
「こんな用事だけど、預かってもらってもいいのかな…」と、利用を迷っている方も多いはず。今回、実際に利用している方やサポート会員として活躍している方にお話を伺いました。「リアルな声」をぜひ参考にしてみてください。
いざというときに頼れる場所がある―それだけで、あなたの子育てはもっと楽しく、もっと楽になるはずです。

◆structure
※市の事業を(一社)WハートKandMが受託し、運営しています。

◆ファミサポを運営 アドバイザーの新垣香織さん
‟働く女性を支援する”ことを理念に、子育て支援の活動を行っている新垣さん。近隣では、北九州市や田川市などにはすでに存在していたファミサポですが、開設時、行橋市ではその言葉すら知らない人が多かったと言います。ゼロからのスタートでしたが、より多くの方にファミサポが浸透するように「結結(ゆいゆい)」と名付けられました。「結結」には、みんなが輪になって‟人と人を結ぶ”‟地域と家庭を結ぶ”という想いが込められています。
「私も毎日、3人の子育てに奮闘しています。子育ては日々大変です。しかし、いざというときに頼れる場所、安心して過ごすことができる場所があると思うと、それだけでほっとします。家庭に笑顔が増えます。登録だけでもOKです。まずはお気軽にお問い合わせください。」と、地域の親子の笑顔を願う新垣さん。

◇おねがい会員の豊田さん お子さんのみっちゃん(2歳)
市の事業は産後ケアも利用しましたが、ファミサポも利用させてもらっています。美容院など、自身のリフレッシュのために利用することが多いですが、子育てをしていく上ではとても重要な時間だと感じています。車がない方も、送迎をしてくれるところがおすすめです!

◇サポート会員のYさん
幼少期の夢は保育士になること。実際は、会社員になりましたが、定年退職後、サポート会員の募集を見て即応募!お預かりしているお子さんの五感が芽生えていき、成長していく姿を見て、喜びとともにやりがいを感じています。親御さんがリフレッシュの時間を作ることは贅沢ではなく、必要なことだと思っています。遠慮なく、利用してもらいたいです。

◇おねがい会員の橋本さん お子さんのさきちゃん(2歳)
自身の病院受診のために利用したのが最初です。今では、上の子の参観日などにも利用しています。LINEで、写真付きで状況を教えてもらえるところがおすすめです!また、「預かってもらえるところがある」という安心感が、子育てをしている中でとても助かっています。

◇サポート会員のKさん
1対1でお預かりしているため、お子さんにゆっくり寄り添えるところが、ここの魅力だと感じています。お子さんが日々成長していく姿や、親御さんの「助かった」という笑顔にこちらも元気をもらっています。

◆DATA
所在:門樋町7-10 グリーンヒルズ行橋1F WハートKandM ゆくはし地域交流ひろば内
受付:
平日8:30~17:00(電話)
平日9:00~16:00(来所)
料金:
600円/時間(平日9:00~19:00)
700円/時間(平日7:00~9:00、19:00~20:00、土日祝日の終日)
100円/時間(交通費)
対象:生後3か月~小学6年生まで
電話:【電話】31-0798【電話】090-1343-4330

◆サポート会員募集中
全国的に、サポート会員の不足が課題となっています。依頼が集中した場合に、お断りすることがないよう、結結では今年度も新規サポート会員を募集しています。サポート会員は「有償ボランティア」です。「子どもが好き!」「地域の親子のために何か手伝いたい!」そんなあなたの一歩が、地域の親子を笑顔にします!
対象:
(1)健康で子育て支援に意欲があり、安全に子どもを預かることができる方
(2)子どもを預かるための講習(5日間で全10回)を全て受講できる方
申込:本紙二次元コードから
締切せまる! 8/10(日)まで