くらし ふるさと親善大使 立川生志(たてかわしょうし)のひとり言(ごと)

今回は、運動会の思い出を思い出してみてください。筑紫野市出身の生志師匠を一緒に応援しましょう!

■いい季節(きせつ)
昔は秋に運動会が行われるのが普通だった。何故、秋の開催だったのかには諸説あるようで、収穫を終えた農閑期だからとか、東京五輪が昭和39年10月10日から開催されたからだとか、晴天率が高いからだとか。
僕は勝手に「いい季節だから」じゃないかと思っている。暑くもなく寒くもない日本にくっきりとした四季があったころの話だ。天高く馬肥ゆる秋。真っ青な空。校庭には石灰で描かれた楕円形のトラック。その白いトラックを囲むように各町内会のテントが張られた。保護者たちはその下で子どもらの競技や演舞を見守る。昼食時にはお重詰めのお弁当を家族で食べていた。
今もそうなのか僕は知らないが昭和の良き風景だ。その風景の中の僕は弁当のあとのデザート(そんなシャレた概念はなかったけど)の極早生みかんを食べている。あのちょっと酸っぱいみどり色のみかん。いい季節だったと思う。

■立川生志出演予定
▽RKBラジオ「立川生志金サイト」
日時:毎週金曜日6時30分~10時

▽立川生志独演会「ひとりブタばい」
日時:11月24日(月・祝)、14時開演
場所:福岡市美術館ミュージアムホール

▽「立川志の輔・立川生志兄弟会」
日時:12月19日(金)、16時開演
場所:博多座(福岡市)

▽「立川生志ニュース落語3」を出版