- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県太宰府市
- 広報紙名 : 広報だざいふ 令和7年11月1日号
■歳入予算は8年間で約100億円増加しました

※令和2年度は新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金により一時的に増加しました。
令和6年度の市税は、定額減税の影響を除くと91.2億円、3年連続で過去最高でした。個人住民税や固定資産税等が増加しており、要因として、全国的な賃金上昇や、本市が推進している「全世代居場所と出番構想」による働き世代の人口増加、新築家屋の増加といった動きが挙げられます。また、物価高騰の影響により地方消費税交付金が、令和の都太宰府ふるさと納税基金などの積極的な活用により繰入金が増加しました。
■基金(貯金)は増え、市債(借金)は減っています

市の貯金にあたる基金は、公共施設の改修などに活用した一方で、それ以上の金額を積立し、令和6年度末時点で72.7億円の過去最高額となっています。貯めている理由は基金の目的によってさまざまですが、災害や公共施設の改修など将来に備えるため積極的に積立をおこなっています。

市の借金にあたる市債残高は、令和6年度末時点で175.1億円となっています。小中学校の屋内運動場へのエアコン設置などを目的に新たな借入を行いましたが、借入額を上回る返済を続けているため、ここ数年は残高が減少傾向にあります。後年度に交付税措置されるものが約70%、償還に対し補助金等の交付があるものが約11%を占めており、実質の負担割合は約19%(約32億5,400万円)となります。
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