- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県古賀市
- 広報紙名 : 広報こが 2025年12月号
■血糖とは
血液中に溶けているブドウ糖のことです。大人の血液5L中に約5gしか含まれていません。人が活動するためにはブドウ糖が必要で、労働や運動時はもちろん、夜間や眠っているときにも全身の細胞はブドウ糖を絶えず必要としています。
◇血糖を保つ仕組み
健康な人の血糖は、食前~食後を通して維持されています。(80~160mg/dl程度)
ここでクイズ!
全身の細胞は睡眠中でも常にブドウ糖を消費するため、どこかの臓器がブドウ糖を供給しています。次の3つのうち、どれでしょう。
(1)心臓(2)肝臓(3)腎臓
正解は…(2)肝臓です。
肝臓はブドウ糖を絶えず作り出し、血液に供給しています。一方で、血糖が上がりすぎると、ブレーキ役のホルモン「インスリン」がすい臓から出て調整を図っています。
■糖尿病とは
血糖値が正常範囲以上に上昇する病気です。「インスリンの分泌が少ない状態」や「インスリンが効きにくい状態」などの原因で、慢性的に血糖値が高い状態を指します。
原因は…
インスリンが出ない・効かない
→遺伝・すい臓の病気がある場合や、肥満・内臓脂肪が多い場合、他の病気や薬の影響がある場合など。
◇なぜ怖い?糖尿病
糖尿病自体は直接命に関わる病気ではありませんが、自覚症状がないまま進行して合併症を起こすことが大きな問題です。
合併症は「しめじ」と「えのき」
・細小血管(さいしょうけっかん)障害
高血糖が続くと、神経や臓器の細い血管を傷つけます。
・大血管(だいけっかん)障害
動脈硬化によって起こります。高血糖に加え、高血圧や高コレステロール、喫煙などが重なるとさらに起こりやすくなります。
「し」・・・神経障害 「め」・・・眼の合併症/網膜症 「じ」・・・腎症
「え」・・・壊疽(えそ) 「の」・・・脳卒中 「き」・・・狭心症・心筋梗塞
※詳しくは本紙をご覧ください。
◇予防と対策
1.定期的な血液検査
健康診断を受けたり、定期的にかかりつけ医を受診することによって、自分の状態を確認し必要に応じて生活習慣を見直しましょう。
2.治療の3本柱(血糖値の急上昇を予防)
(1)食事療法 例)食事量を見直す。野菜や魚・肉・豆腐などから食べる。
(2)運動療法 例)食後30分を目安に軽い体操をする。
(3)薬物療法 例)インスリンを効きやすくする薬の服用やインスリンを補う治療をする。
■市の取組
・特定健診や特定保健指導
健康診断を受けることで、他の生活習慣病のリスクも発見でき、生活習慣の改善ポイントを一緒に考えていきます。
・血糖値改善塾
専門医・専門職による講話などで、糖尿病予備群の対象者が食事や運動のポイントを学びます。
※対象者に個別通知
問合せ:健康介護課(サンコスモ古賀内)
【電話】092-942-1151
