健康 40~74歳で国保加入の皆さんは「特定健診」の受診を

特定健診は、生活習慣病の原因となるメタボリックシンドローム(※)に着目した健診です。糖尿病や高血圧などの生活習慣病の発症・重症化を予防するため、年に1度「特定健診」を受診して自身の健康状態を確認しましょう。

※メタボリックシンドロームとは、内臓肥満に高血圧・高血糖・脂質代謝異常が組み合わされることにより、心臓病や脳卒中になりやすい状態です。日本では、腹囲が男性85cm・女性90cm以上で、かつ血圧・血糖・脂質のうち2つ以上が基準値から外れると診断されます。

■国・県の平均を上回る医療費
本市の令和5年度国民健康保険の総医療費は44億9,275万円です。また、被保険者1人当たりの医療費は平均で51万9,597円で、福岡県平均の約1.21倍、全国平均の約1.24倍となっています。

[令和5年度国民健康保険1人当たりの医療費]

■医療費の約20%を占める生活習慣病
国・県の平均を上回る本市の国民健康保険医療費の中でも、生活習慣病(高血圧、脳梗塞、糖尿病など)にかかる医療費が全体の約20%となっています。

[令和6年度診療分 市国民健康保険 医療費の疾病分類割合(歯科除く)]

■特定健診で早期発見・早期予防
特定健診受診の際は、マイナ保険証または資格確認書、特定健診受診券、受診料金を持参ください。検査項目は、血液検査、血圧測定、尿検査、身体測定(身長・体重)、問診です。詳しくは「けんしんガイドブック」をご覧ください。
※特定健診受診券の再発行を希望する場合は、国保年金係へ問い合わせください。

問合せ:健康づくり課 国保年金係
【電話】64-1529