- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県志免町
- 広報紙名 : 広報しめまち 2024年4月号
2月20日(火)、志免町有形文化財(歴史資料)に、「旧志免鉱業所第八坑扇風機坑口排気扇風機と関連資料」を、新しく指定しました。これで、志免町にある指定文化財は合計8件となりました。
今回指定された扇風機は、1906年から1964年まで、石炭の採掘を行っていた志免鉱業所の区域内に設置されていたものです。坑道内の排気のために使用したもので、幅343cm、奥行き467cm、高さ181cmあります。直径324cmの旧海軍水上偵察機に用いた木製プロペラが、鉄製の台座に3枚串形直列で取り付けられていました。このような形状の扇風機で現存するものは日本には他にありません。
この他に、残されていたプロペラ7枚と黒板も関連資料として指定されました。現在、志免町産業遺産収蔵庫(東公園台)に保管しています。
問い合わせ:社会教育課社会教育係
【電話】935-1419