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町の頑張っている人を紹介するコーナーです
今号では、町内在住で変面師(へんめんし)として活躍している清水翔英(しみずしょうえい)さんを紹介します。

■言葉の壁を超えて感動を届けたい
清水翔英(しみずしょうえい)さん(立屋敷)

▽変面とはどういうものですか?
中国四川(しせん)の川劇(せんげき)を起源にもつ伝統芸能で、演者が一瞬にして次々と面を変えていきます。その方法は秘伝とされていて、歴史をたどると、中国の国家機密や世界七不思議の一つに指定されていた事もあるほどです。

▽変面を始めたきっかけは?
高校生の時に空手がきっかけでアメリカへ渡ったのですが、その時路上で見たマジシャンのパフォーマンスに感動し、言葉の壁を超えて感動を生み出すエンターテイメントに興味を持ちました。帰国後先輩マジシャンの変面を見て、自分も本格的に変面を修得したいと思い、中国人の変面俳優の下で変面を学びました。

▽どんな活動をしていますか?
先生が主催している劇団で変面を披露しています。劇団のコンセプトは、日舞などの日本の文化と中国の文化を融合させて、言葉の壁を超えて人々に感動を届けるというものです。

▽得意なことがあれば教えてください
家の空手道場で小さい頃から空手をしていて、全国大会で優勝したこともあります。その特技を生かして、変面に空手などの武術の動きを取り入れることに挑戦しています。

▽苦手なことはありますか?
最近できるようになったのですが、お面の状態から一度素顔になり、再びお面に戻す技の習得が難しかったです。

▽将来の夢を教えてください
変面を通じて楽しさを提供するとともに、人種・民族の違う人々の架け橋になりたいです。イベントなどの出演依頼は、インスタグラムから気軽にお声かけください。