- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県遠賀町
- 広報紙名 : 広報おんが『おんがのおと』 令和7年11月号
■食品ロスを削減しましょう
飽食の時代といわれる今、食品ロスについて知り、削減するために私たちができることを考えてみましょう。
▽食品ロスとは
まだ食べることができる食品のうち、食べ残しや賞味期限切れなどの理由で捨てられたものです。
世界中に栄養不足の人々がいる中、一部の国や地域で食品ロスが起こり続けると、環境への負荷が増大するとともに、資源の枯渇による飢餓や貧困といった社会的な問題を引き起こします。
▽食品ロスの削減の推進に関する法律が制定
国際連合では、持続可能な開発目標(SDGs)として、2030年までに一人当たりの食糧廃棄量を半減させる目標を設定しました。
日本でも、食品ロスの問題に積極的に取り組んでいく「食品ロスの削減の推進に関する法律」が2019年に施行され、食品関連事業者への納品期限緩和や、賞味期限が近い災害時用の備蓄食料を学校給食で提供する取り組みが行われています。
▽簡単なことから取り組んでみましょう
・食品の買いすぎを避けるため、冷蔵庫の在庫管理を定期的に行い、2~3日で食べることができる量を購入しましょう。
・料理は、適量を作りましょう。
・外食時は、食べ残しの出ない量を注文しましょう。
・賞味期限内の食べる予定がない食品は、フードドライブなどを活用しましょう。
一人一人が意識して取り組むことで、世界の食品ロスを削減することにつながります。
地球環境を守り、持続可能な社会の実現に向けて、早速実践してみましょう。
問い合わせ:環境衛生係
