- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県小竹町
- 広報紙名 : 広報こたけ ひまわりだより 令和7年11月号
町長に就任して3年度目を迎え、小竹町の未来へ向けての思いや動きを発信してまいります。
感想をお寄せください。ともに小竹の明日を築いてまいりましょう。
Vol.5は、『住み慣れた地域で、ずっと安心して暮らすために』です。
『地域包括ケアシステム』とは、高齢になっても、病気や介護が必要になっても、住み慣れた地域で安心して暮らせる仕組みのことです。
■どんな仕組み?
「地域包括ケアシステム」では、地域の中で次のようにつながりあっています。
・医療…病気になったときに診てくれるお医者さん
・介護…日常生活を手助けしてくれる介護サービスや施設
・予防…元気に過ごすための健康づくりや介護予防の取組み
・生活支援…買物や移動、見守りなど、ちょっとした手助け
・住まい…安心して暮らせる住居や施設環境これらを地域の中で組み合わせ、みんなで支え合う仕組みが「地域包括ケアシステム」です。
■なぜ必要なの?
小竹町では人口減少と高齢化が進んでおり、今後もしばらくは高齢者が増えていくことが予測されます。病院や施設だけに頼るのではなく、地域の中で助け合いながら暮らすことができる体制が大切になります。
■今、私たちにできること
・ご近所の人への声かけや見守り
・健康づくりや趣味サークルへの参加
・ボランティアや地域活動への協力 など
小さな行動でも、地域の安心につながります。
■次世代へのバトン
地域包括ケアシステムというと、『高齢者のための仕組み』と思われがちですが、『高齢者を中心に据えつつ、すべての世代にとって安心して暮らせる地域づくり』につながる考え方です。持続可能なまちづくりの基盤として、小さな町だからこそできる、ぬくもりのある安心できる地域を一緒に目指してまいりましょう。
