くらし カワラ新聞(1)

■「まがりかねっ人(と)」一丸に!
▽勾金地域コミュニティ協議会が初の総会
2月に発足した勾金地域コミュニティ協議会(愛称・まがりかねっ人(と)コミュニティ)の設立総会が9月7日、町民センターで開かれました。委任状提出を含めて116人が出席し、「これからも、勾金をゆるく楽しく盛り上げていこう」と決意を新たにしました。
総会の冒頭、生永勝(いきながまさる)会長があいさつに立ちました。2年前からの設立の歩みを振り返りつつ、「すでに会員それぞれがボランティアで、一生懸命に活動をしている。今後もこのコミュニティを勾金人で支えていってほしい」と、活動の輪の広がりに期待を寄せました。
協議会で活動する三つの「隊」も活動を報告。防災・防犯に取り組む「おまもり隊」、地域の困りごとに対応する「おたすけ隊」、交流イベントなどを企画する「つながり隊」の3隊です。このうち、つながり隊の村むらさか坂早さき紀隊長は「子どもたちの未来のために頑張っていく。ドキドキ・ワクワクする体験を通してつながりを深めたい」と力強く語りました。
また、協議会が整備し、子どもたちの遊びなどに5月から一般開放されている旧勾金小のグラウンドの愛称が、「まがっぱ」に決まったことも報告されました。

◎求められる「支え合い」
同協議会の設立の背景には、地域の厳しい現状もあります。勾金地域の人口は、令和5年度で3168人と、9年前より8・9%減少し、1人だけの世帯が増えています。
小方和宏(おがたかずひろ)副会長は「世帯や行政区を超えた助け合いが求められている」と指摘。「自分が何ができるかを考え、支え合いながら『ああ、この町に帰るとほっとするよね、住み続けたいよね』という気持ちを共有して活動していきたい」と話しました。
会場を訪れた町長は「少子高齢化が進む中、町を支え、もっとつくり上げていくには皆さんの力が必要。共に町を盛り上げていけるよう、行政も支援していく。活動が盛大に進むことを期待します」とエールを送りました。

▽隊員をゆる~く大募集!
まがりかねっ人コミュニティでは、新たな隊員を募集しています。青山麻菜美(あおやままなみ)事務局長は「いつも参加しないといけないわけではなく、『やりたいことに都合の良い時間に参加する』でOKです」と話しています。
興味がある人は、事務局のメールや町まちづくり課へ気軽にご連絡ください。

問合せ:まちづくり課地域つながり係
【電話】32-8408【メール】[email protected]