- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県添田町
- 広報紙名 : 広報そえだ 令和7年7月号
今年は、梅雨入り早々ら大雨で、梅雨の終わり言われる今月下旬まで心です。皆さんもハザードマップ等確認するなど、十分気をつけましょう。
今月は、「にぎやかな過疎」を皆さんと一緒につくっていきましょうというお願いです。
人口減少は進み、猛暑や物価高騰など厳しい生活環境ですが、移住者や地域の人々が、むしろわいわいガヤガヤとしている状況を皆さんと一緒につくっていこうという事を、今年度のまちづくりの柱としています。
ある方から「過疎」「過疎」とマイナス(?)のイメージばかり発信して何が活性化だと、お叱りを受けました。しかし、現実を見て下さい。好き好んで「過疎」を発信している訳ではありませんが、添田町「過疎」なんです。「消滅自治体」とも言われました。
しかしどっこい添田町は、消滅しません。元気で賑わっている事を皆さんで示していこうではありませんか。その意気込みが「にぎやかな過疎」です。勿論、意気込みだけでは課題解決は出来ませんが、町民の皆さんと行政が一緒になって取り組めば進んでいきます。
「過疎」とは「町や村の人が都会へ行ったりして、土地の人口が異常に少ないこと」と、国語辞典では明示されています。
都会へ行ったりしている人が戻ってくる。その様な町にする方策の一つとして、令和7年度「みんなでまちづくり活動助成金」を予算措置しました。皆さんが主役でまちづくりを行う方策の一つとして考えたものです。みんなの知恵を出し合って、子ども達に昔遊びを教えようというグループなど、住民の皆さんからの応募があり順次助成し取り組んでいただく事としています。子どもや大人の声が聞こえてくるのではないかと期待しています。
町の課題の解決、活性化のためやってみようかという皆さんが考え手を上げていただいています。
皆さんも一緒に町の活性化、町のあちこちで小さなグループからでも始めて、徐々に大きな活性化の輪にしていきませんか。是非取り組んで下さい(詳細は「まちづくり課」へ相談・お問い合わせ下さい)。添田町に行くと、あちらこちらでにぎやかだよ、こんな事をやってるよ、来てみてはと情報発信して下さい。人口減少の中、とにかく添田町で楽しくみんなで助け合って活性化していく事が目的です。
町としても、全体のイベントも行っていきます。そえだ花火大会、昨年は道の駅歓遊舎ひこさん25周年記念と同時開催で、会場を道の駅歓遊舎ひこさんに移しました。今年は、従来どおりオークホール近くの「そえだサン・スポーツランド」周辺で、8月9日(土)に行う事としました。
猛暑、熱中症そして豪雨等心配されますが、皆さん自身の熱中症対策を含め大雨が降らないことを祈って、この日限りで行います。BRTひこぼしライン開業2周年でもあり、JR日田彦山線の最寄り駅西添田駅から田川後藤寺方面の列車は臨時便も出していただけるのではと思っています。
町民の皆さんと共に添田町、自然豊かで人情も厚く、健康で住みたくなるまち、住み続けられるまちを作っています。福岡県内の隅々まで元気に、「添田町に来て見て、触れて、住んでみませんか?」と知人友人に声掛け発信をして下さい。