子育て 国の実証事業への参画


福岡県では、赤ちゃんの生まれつきの疾患の早期発見・早期治療のために20種類の先天性代謝異常等検査を一部検査を除き公費(無料)で行っています。このたび、福岡県がこども家庭庁の実証事業(将来的に検査対象の拡大を目指すためのモデル事業)に参画するため、モデル的に以下の2種類の検査を無料で受けることができるようになりました。これまで有料検査だった2疾患が無料検査の対象となりますので、赤ちゃんのためにもぜひ検査を受けましょう。

無料検査に追加される疾患:
・重症複合免疫不全症(SCID)
・脊髄性筋萎縮症(SMA)
※ライソゾーム病(LSD)は実証事業の対象ではないため、引き続き有料検査となります。
対象者:令和7年7月1日以降に県内医療機関で検査を受ける新生児
検査方法:生後5日目頃の赤ちゃんの足の裏から採取した、ごく少量の血液をろ紙にしみこませて検査をします。現在の20種類の疾患の検査に用いているろ紙血を使用するので、赤ちゃんに新たな負担は生じません
※採血費用等は自己負担となります。
※無料で検査を受けるためには、実証事業参画同意書の提出が必要です。詳しくは産科医療機関へお尋ねください。
→詳しくは福岡県ホームページで確認ください

問合せ:
役場健康子育て応援課健康・こども保健係【電話】31-5001
福岡県福祉労働部子育て支援課母子保健係【電話】092-643-3307