- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県添田町
- 広報紙名 : 広報そえだ 令和7年9月号
4月から始まる行政の年度が9月を終わると半年となります。猛暑・豪雨と皆さまの生活も大変さを増しています。
添田町を元気に、住民の皆さまを元気にと、私自身これまで添田町の課題に取り組んできました。
人口減少、少子高齢化の中厳しいものがありますが、添田町の未来を築くためにこれからも力の限り取り組んでいきたいと思っています。
改めて、ここに書き連ねてみます。
(1)地域活性化…英彦山をはじめ添田町の素晴らしい地域資源を活用した観光振興を推進します。宿坊の復活や、自然歩道の整備など環境整備を行うと共に、地域特産品のブランド化やイベント開催を通じて、町外からの訪問者を増やし、経済を活性化します。
(2)子育て支援の充実…子育て世代が安心して暮らせる環境を整えます。高齢者や障がい児、そして幼児などが同じ場所で育つことを目指した保育園の再編や、子育て支援金の拡充を行い、若いファミリーが住みやすい町を目指します。
(3)高齢者福祉の向上…高齢者が安心して暮らせるよう、医療・介護サービスの充実を図ります。地域包括ケアシステムを強化し、誰もが気軽に相談、自分の体力等による、住み慣れた地域での生活を支援します。
(4)環境保護と持続可能なまちづくり…再生可能エネルギーの導入や、無駄をなくしたリサイクルの推進等を通じて、環境に優しいまちづくりを進めます。次世代に誇れる自然環境を守ります。
(5)住民参加のまちづくり…住民の声を大切にし、地域でのまちづくりの声を聞く小さな拠点事業等推進することにより、地域の課題を共に考え、解決策を見いだすための協働を促進します。
「未来を共に、添田町をもっともっと輝かせよう」
添田町、町制施行115年、年を重ねるごとにいぶし銀のように、「この歳では…ではなく、この歳だから出来るのです。未来ある若者と手を携えて頑張ることです。」
みんなで、添田町の明るい未来を築きましょう。これからも皆さまの厚いご支援を心より申し上げます。
終わりに、ある本の一節が気になりましたので、書き留めました。《人間、どの道を選ぶにしろ大いなる成功を収めるには運が良くなければならない。だが、好運を収めるには努力と忍耐が不可欠だ。成功者の好運は、運を逃がさぬ絶え間ない努力と、運に乗って飛躍できるだけの実力と、運が来るまでの苦難に耐える忍耐との成果なのだ。世に、努力もし、実力もあり、忍耐もしたのに、ついぞ運に恵まれずに人生を終えた不幸な人も数多い。しかし、努力と忍耐を欠いて好運だけで大成功した人物は見当たらない。》