くらし ~九州一小さな町のミライへの挑戦~さぁ「今」はじめよう「未来」のために。

“誰ひとり取り残さない”社会を実現するための世界共通の目標「SDGs」。
吉富町は「SDGs未来都市」に選定され、「環境」「社会」「経済」の3つが調和した暮らしやすいまちづくりを目指しています。
このコーナーでは、SDGs17の目標についてシリーズでご紹介します。

【1】貧困をなくそう
◇key words
〇絶対的貧困
(国際連合広報センターより)
最低限の衣食住が満たされない状態
「世界中で10人に1人」

〇相対的貧困
(厚生労働省 国民生活基礎調査より)
その国の生活水準と比べて困窮した状態
「日本中で6人に1人」

◇私たちができること
〇支援団体への募金や寄附
〇フードレスキューへ食品提供
〇困っている方を支援するボランティア活動を行う

◇町の取り組み
〇こども食堂の運営支援
〇フードレスキュー(社会福祉協議会)
〇困りごと相談室(社会福祉協議会)
〇町営住宅の運営

SDGsの目標1「貧困をなくそう」では、あらゆる貧困を世界中から終わらせることを目指しています。世界には現在でも衣食住がままならない「絶対的貧困」の方が7億人以上おり、その約半数がこどもであると言われています。
また、日本では貧困状態が外部から分かりにくく、必要な支援が届かない「相対的貧困」の方が6人に1人いると言われており、私たちも決して無関係ではありません。
この問題は特にこどもやひとり親世帯で深刻といわれ、教育機会や生活の質に大きな影響を及ぼす要因であるとの指摘もあります。