くらし 5月は消費者月間です

消費生活センターは、消費者安全法という法律に基づいて設置されている『消費者』のための相談窓口です。『消費者』と『事業者』との間で生じたトラブルに関する苦情や相談を受け付けています。消費生活相談員が、消費者保護の法律やガイドラインなどに基づき、公正・中立な立場で解決のための助言を行い、場合によっては、消費者が契約上不当な権利侵害を被らないよう解決に向けて話し合いの手伝いをします。気軽に相談してください。

◆令和6年度消費生活相談トップ5
※すべての相談件数は440件です。

「化粧品や健康食品などの定期購入トラブルが多発しています」

▽相談の傾向
幅広い世代にスマートフォンが普及し、特にネット環境に不慣れな世代のネット通販トラブルが急増しています。通信販売はクーリング・オフができません。低価格で消費者を惹きつけ、惑わせて購買意欲をそそるような大げさな広告には要注意です。購入前にしっかり購入条件などを確認しましょう。
注文内容の最終確認画面は『スクリーンショット』して保存しておきましょう。

▽消費者教育出前講座を活用しましょう
消費生活相談員が、市民に向けて消費者トラブルに遭わないための出前講座を行っています。
昨年は、次のような内容で講座を開催し、1,402人の皆さんが受講しました。
(1)インターネットの注意点(2)スマホと上手に付き合うために(3)悪質商法被害防止など
10人程度の少人数からでも気軽に申し込んでください。

▽伊万里市消費生活センター
消費に関する相談や出前講座の申し込みなどは、伊万里市消費生活センター(市役所1階市民相談室内)で受け付けて
います(【電話】0955-23-2136)。
相談日時は、月～金曜日(年末年始、祝日を除く)の午前9時から午後4時まで(正午～午後1時を除く)です。
全国共通の消費者ホットライン(【電話】188(イヤヤ))も利用してください。

■消費者月間2025テーマ
▽明日の地球を救うため、消費者にできることグリーン志向消費〜どのグリーンにする?〜
私たちの消費行動が、地球環境の持続可能性に大きな影響を与えていることをご存じですか。異常気象による災害が多発し、地球温暖化阻止は人類の大きな課題です。環境に配慮したグリーン志向消費(※)行動を始めましょう。
(※)環境に配慮した商品やサービスを選ぶ消費行動のことで、環境問題の解決に貢献することを目的としています。
(1)食品ロスを減らす
(2)積極的に環境問題に取り組む企業の製品を選択する
(3)マイバッグ・マイボトルの利用など、自分にできる身近なことから始めてみませんか。

問合先：暮らしづくり課市民相談室
【電話】23-2133