くらし 令和5年度 小城市の家計簿 決算報告 2

■指標からみる財政状況

○経常収支比率
使途を制限されない経常的な収入(地方税、普通交付税などの毎年収入となる性質のもの)に対する経常的な支出(人件費、公債費、扶助費などの毎年経常的に支出されるもの)の割合です。この割合が低いほど自由に使えるお金があることになります。

○実質公債費比率
借入金(地方債)の返済額およびこれに準ずる額の大きさを指標化し、資金繰りの程度を示すもので、一般会計などが負担する元利償還金などの標準財政規模に対する比率です。

○財政力指数
地方公共団体の財政力を示す指標です。財政力指数が高いほど自主財源(地方公共団体が自ら調達できる財源)の割合が高く、財政力が強いことになります。これが1を超えると、普通交付税は交付されなくなります。

■令和5年度に実施した主な事業を紹介します
○都市計画課
・牛津駅前広場整備事業 1億5,630万7千円
・牛津駅周辺整備事業 675万4千円
牛津駅周辺を整備するため、牛津駅前広場の整備工事を行いました。また、牛津駅北の市道牛津駅前支線2号線の整備を行いました。
総事業費(平成29年〜令和5年度):2億4,009万3千円

○総合戦略課
・小城市フットボールセンター整備事業「愛称:ブラックモンブランフットボールセンター」 7億4,303万3千円
地域活性化を推進する健康・スポーツの拠点づくりとして、健康スポーツセンターの隣接地に人工芝2面のフットボールセンターおよび駐車場などを整備しました。
総事業費(令和2年〜令和5年度):18億7,287万4千円

○教育総務課
・学校給食センター改築事業 10億7,867万2千円
児童・生徒に安心で安全な給食を提供することを目的とし、老朽化した給食施設を統廃合した新給食センターを整備しました。
総事業費(令和2年〜令和5年度):26億7,376万1千円

○防災対策課
・消防施設・設備整備事業 7,585万5千円
災害から市民の生命、身体、財産を守るため、小城地区に消防団の拠点となる消防格納庫を整備しました。

○健康増進課
・新公立病院建設事業 3,023万8千円
小城市民病院と多久市立病院を統合し、地域に根差した市民に信頼される新病院(名称:公立佐賀中央病院)を整備するため、建設予定地の造成工事などを行いました。

○建設課
・牛津川遊水地事業 5,717万8千円
国が実施する牛津川遊水地整備にあたり、家屋移転が必要となることから、集団移転の代替地の整備を行うため、実施設計や代替地の造成工事を始めました。

○環境課
・みんなで地球温暖化防止事業 1,170万2千円
2050年カーボンニュートラルの達成に向けて、地球温暖化防止の代表的な取り組みである再生可能エネルギーの導入目標や、CO2削減の目標について計画を策定しました。

○生涯学習課
・体育施設管理事業 1億4,359万9千円
市民の皆さんが生涯にわたってスポーツを楽しめる環境の充実を図るため、SAGA2024国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会を開催した小城のりスポーツセンター(芦刈文化体育館)の周辺整備(西側駐車場舗装、公園外灯およびトイレ改修)や牛津体育センターの屋根改修工事などを行いました。

◆新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金
◆物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金
○商工観光課
・第5弾小売店舗等復興応援券事業
・第6弾小売店舗等復興応援券事業
1億9,096万6千円
コロナ禍における原油価格や物価の高騰などの影響を受けている市民および事業者を支援するため、市民一人一人に小売店舗等復興応援券を発行しました。

○社会福祉課
・電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援給付金支給事業
・電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援給付金支給事業(追加支給)
3億3,000万5千円
エネルギー・食料品などの物価の高騰の影響を受けた住民税非課税世帯などに対し、給付金を支給しました。