- 発行日 :
- 自治体名 : 佐賀県吉野ヶ里町
- 広報紙名 : 広報よしのがり 2025年10月号
佐賀商業高校3年
長瀬ひなのさん(18歳)
(吉野ヶ里町田手)
◇大会出場歴
〇2024年
全国高等学校総合体育大会
少林寺拳法女子単独演武 優勝
〇2025年
全国高等学校総合体育大会
少林寺拳法女子単独演武 5位
■少林寺拳法を始めたきっかけ
5歳のときに、2つ年上の兄と一緒に三田川武道館に通うようになりました。中学生のお姉さん達がやさしく接してくれるのがうれしくて、そのまま続けたいと自分で決心。それから中学校までは週2回三田川武道館での練習を続けました。
高校生になってからは、練習量を確保するために、佐賀市や神埼市の練習場へ行き、週末は片道1時間以上かけて武雄高校の練習に参加。新たな環境でたくさんの刺激を受け、新しい友人や先輩達との出会いが、今の私を大きく成長させてくれました。
■少林寺拳法の魅力
1分半の演武の構成は先生と相談しながら自分で考えます。300点満点で5人の審査員が審査し、得点を競います。たとえライバルであっても、お互いに声をかけあって応援し、称え合います。全国大会では前日練習で他県の選手たちと仲良くなり、その後交流が続くことも。お互いに応援し合い、友達になれるところが好きで、この競技を続けています。
■家族への思いと今後の目標
練習のためにいつも、送迎をしたり、軽食を用意してくれている母には日々感謝しています。父も大会には必ず仕事を休んで応援に来てくれます。今年の全国大会は広島開催だったので、兄妹も含めて家族みんなで応援に来てくれ、2泊3日の家族旅行になりました。
高校卒業後、家を出て家族と離れるのは、不安も大きいけれど、今年のインターハイでは悔しい思いをしたので、大学ではインカレで優勝し、リベンジしたいです。
