スポーツ 有田町スポーツ協会NEWS

■今年のスポーツ計画決まる
残念だが町オリ3競技の削減
県民スポーツ大会は2年ぶり開催
令和7年度の有田町スポーツ協会の年間行事計画が決定しました。陶器市協賛大会は、すでに4月中旬から開催しています。連休中の開催競技会場は文化体育館。試合と合わせて会場近くの陶器市を楽しんでもらおうと、主管する協会は県内外の多くのゲストチームを温かく迎えています。

▽町民オリンピックの3競技削減
コロナ禍で令和2年から3年間開催できずにいた町民オリンピックや町民スポーツ大会は、一昨年から再開しました。ただし、コロナ禍前と比べ出場区が減少した競技があり、中でも剣道、バレーボール、ゲートボールと駅伝競走は、6チームほどの出場となりました。
「出場区が少ない競技で、町民オリンピックと言えるのか」と指摘を受けたこともあります。町スポーツ協会では、2年間は様子を見ることとし、今年の1月と2月に主管理事長との検討会議を重ねてきました。
結論として、出場区が6チームほどの3競技は開催を断念しました。ただ、駅伝競走は様子を見ることになります。
伝統の県内一周駅伝大会は西松浦郡(有田町)として出場しています。人口が10倍以上の佐賀市や、全国でもトップクラスの実業団を持つ小城市には太刀打ちできず、近年は最下位が続いています。しかし、選手育成を目指し、試合経験を積んでもらうために駅伝競走は継続します。
バレーボール競技では、ここ数年優勝した11区や6区は、中学生や高校生の若手メンバーに加え、婦人層と融合したチーム作りで〝頂点〟を極めました。出場区が少なく、2年連続でケガ人が出たことで削減対象となりましたが、今後の選手人口の状況や要望などにより、復活の可能性もゼロではありません。

▽町民スポーツ大会の酷暑対策
近年の地球温暖化に伴う酷暑で、夏場(7月から9月中旬)の町民スポーツ大会(町民運動会)は開催が困難となりました。そのため昨年から9月の最終日曜に遅らせて開催しています。種目数を厳選し、午前中で終了するよう配慮しています。
平成18年に新有田町となり19年が経過しました。ある体育部長から町民運動会の統合はできないかとの意見をもらいます。統合の問題点は、東地区は8区対抗、西地区は24地区対抗で町民運動会を開いています。西の地区を挙げての開催は「オイが行かんぎ、ドガンもならんろうもん」という高い参加意識です。少人数の地区でも、「なんとかすっケン」と郷土愛でガバイ盛り上がります。この意識は尊いもの。統合するには同じ区対抗にするなど、今後の大きな課題が残りますが、高い参加意識は、本当に捨てがたいと考えます。

▽2年ぶりの県民スポーツ大会開催
昨年は「SAGA2024国民スポーツ大会」や「全障スポ」の開催で同時期に行われていた「県民スポーツ大会」は中止となり、今年は2年ぶりの開催となります。
上記に掲載している通り町スポーツ協会は19種目協会があり、そのうち県民スポーツ大会得点種目の17競技25種目に出場します。ここ数年、有田町は「町の部優勝」を誇っています。今年も〝アリタのチカラ〟を結集して、総合優勝を目指します。

■令和7年度有田町スポーツ協会年間行事予定
▽陶器市協賛各種大会
4月12日~13日(土・日)中学校招待軟式野球大会赤坂球場・有田中G
4月12日(土)中学校招待ソフトボール大会中央運動公園
4月27日・5月4日(日)会長杯争奪少年野球大会 赤坂球場・中央運動公園・大山小G
5月3日(土・祝)家庭婦人バレーボール大会文化体育館
5月4日(日・祝)九州社会人卓球大会文化体育館

▽前期町民オリンピック昨年より剣道・バレーボール・ゲートボール競技を削減
6月15日(日)
軟式野球:競技赤坂球場・中央運動公園
水泳競技:曲川小プール
卓球:競技文化体育館
バドミントン競技:西有田中学校体育館

▽町民スポーツ大会(町民運動会)
9月28日(日)
東地区:有田中学校G
西地区:中央運動公園G
熱中症対策のため午前中開催

▽後期町民オリンピック
10月26日(日)
ソフトボール競技:中央運動公園、西有田中G
ソフトテニス競技:円山公園テニスコート
駅伝競走:黒牟田・清六周回コース
ミニバレーボール競技:有田中体育館・中部小体育館
グラウンドゴルフ競技:曲川小G

▽県民スポーツ大会
10月18日~19日(土・日)軟式野球以下17競技佐賀市、小城市、多久市

■有田町スポーツ協会役員名簿
一覧については本紙をご参照ください

問い合わせ先:有田町スポーツ協会(生涯学習課内)
【電話】43・2314
担当・永岡