くらし 【県政特集】長崎県の未来を支える海洋産業(2)

■洋上風力関連産業
洋上風力発電は世界的に導入が拡大しており、国内では、2040年までに最大で現在の約10倍の規模を目指して、全国各地で導入が進められています。
中でも長崎県は広大で風況の良い海域を持ち、洋上風力発電の適地です。今年1月には、五島市沖において風車を洋上に浮かべる「浮体式」で、国内初となる大規模洋上風力発電所が稼働しました。

◇県内企業が造船で培った人材や技術力が生きる

◇県の取り組み
洋上風力関連産業は、建設から運転開始後の保守・点検まで、幅広い分野の企業が関わるため、多くの県内企業の参入が期待されます。
県では、洋上風力関連産業を基幹産業として成長させるため、県内企業と国内外の洋上風力関連企業とのマッチング支援や設備投資に対する支援などを行い、県内企業による国内外の需要獲得などを後押ししています。

・支援を受けた企業の声 三菱長崎機工株式会社
これまで、五島市沖や北九州市沖で、風車の基礎にあたる部分の工事などを手掛け、現在、長崎市の神ノ島工業団地に新工場を建設中です。2027年の稼働を目標にしています。
県の支援を受けながら、国内外の需要獲得や販路拡大に向けた設備投資などに取り組んでおり、今後は、県内企業と連携してサプライチェーンの構築を進めます。

■海洋産業の今後は
◆人材の確保・育成
県内に根付いている造船関連産業と、これから成長が見込まれる洋上風力関連産業。これからの人材を確保・育成するため、県では今後もさまざまな取り組みを進めます。

▽造船関連産業
・造船振興連絡会議
県下全域を対象とする会議の設立は全国初!
昨年6月に、造船業のさらなる振興のため、産学官が連携した会議を設立しました。
造船業の魅力発信や人材の確保・育成に、県内の造船企業・大学・工業高校・国・県・関係市の各団体が連携して取り組みます。

・小学生の造船所見学会
県内造船所・関係市と連携し、小学生の造船所見学会を実施
子どもの頃から、ものづくりに親しむ環境をつくっていくため、造船所の見学会を昨年度から実施。参加した子どもたちは目を輝かせていました。

▽洋上風力関連産業
技術者としての専門性に加えて、海の上で安全かつ正確に作業ができる人材の確保が急務です。
県では、洋上建設・保守作業員を育成する施設※において、県内企業の社員の受講料を一部負担するなど、支援に取り組んでいます。

◆長崎県が掲げる目標
県では、時代の変化に対応する力強い産業を創出するために、今後も成長が見込まれる海洋産業において、2030年度までに達成する高い目標を掲げています。

▽造船関連産業
過去最高の売上高へ!(年間5,500億円超)

▽洋上風力関連産業
浮体式に関する世界初のサプライチェーン構築!

全国をリードしていけるごと挑戦していくばい!

問合せ:
(造船関連)県の企業振興課【電話】095-895-2634
(洋上風力関連)県の新エネルギー推進室【電話】095-895-2695

広報テレビ番組「みジカなナガサキ」(民放3局)でも今回の特集を2月に放送します。ぜひご覧ください。