くらし 情報BOX(じょうほうぼっくす)【お知らせ】(2)

■検体採取へのご協力をおねがいします!
令和7年4月7日から急性呼吸器感染症(ARI)が5類感染症に位置づけられ、急性呼吸器感染症(ARI)サーベイランスが始まりました。
▽急性呼吸器感染症とは
咳嗽、咽頭痛、呼吸困難、鼻汁、鼻閉のいずれか1つ以上の症状を呈し、発症から10日以内の急性的な症状であり、かつ医師が感染症を疑う外来症例。インフルエンザ、新型コロナウイルス、RSウイルス、咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、ヘルパンギーナなどが含まれます。

▽急性呼吸器感染症(ARI)サーベイランスとは
患者数の発生を把握する症候群サーベイランスで、下記を目的に実施しています。
(1)流行しやすい急性呼吸器感染症の発生動向を把握する
(2)新興・再興感染症が発生し増加し始めた場合に迅速に探知する

ARIと診断された方に医療機関から検体採取(鼻咽頭ぬぐい)をお願いする場合がありますので、ご理解・ご協力をお願いします。
※ご提供いただいた検体は、長崎県環境保健研究センターで検査を行い、県内で流行している感染症(感染症の原因となる病原体)を確認し、市民の皆さんへの情報発信や、感染症対策に役立てます。

問い合わせ:対馬保健所
【電話】0920-52-0166

■5月14日から20日は「ギャンブル等依存症問題啓発週間」です
ギャンブルやアルコールなど、特定の物質や行為を「やめたくても、やめられない」状態を「依存症」と言います。依存症になると、本人や家族が苦痛を感じたり、生活に困りごと(借金をしたり、睡眠や食事がおろそかになる)が生じたりすることがあります。
「依存症」になるのは「根性が無い」・「意志が弱い」からではなく、脳の機能が弱くなり自分の意思ではやめられない状態に陥ってしまっているからです。依存症は適切な支援を受けることで回復が十分可能な病気です。まずはご相談ください。

問い合わせ:対馬保健所 企画保健課
【電話】0920-52-0166
月~金(祝日は除く)9:00~17:45
※ご家族など、ご本人以外からの相談も受け付けています。

■ダニ媒介感染症に注意しましょう!
長崎県内では、マダニ類やツツガムシ類が媒介する感染症である「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」「日本紅斑熱」「つつが虫病」の報告数が増加しています。
これらの疾患は、病原体を保有するマダニ類などに咬まれることで起こる感染症です。
▽春から秋(3月から11月)にかけては、マダニなどの活動が活発になる時期です。また、シカやイノシシなどの野生動物が入り込む場所にはマダニが多くいると言われているので注意しましょう。

▽野外で活動する際は、長袖、長ズボン、長靴を着用するなどして肌の露出を極力避け、マダニに有効な虫よけ剤を使用して感染防止に心がけましょう。

問い合わせ:対馬保健所
【電話】0920-52-0166