くらし 〔特集1〕まちを支える人 #1 災害に備えたまちづくり(2)

■毎年6月は「土砂災害防止月間」です!
6月は梅雨のシーズンとなり、大雨や集中豪雨による洪水や土砂災害の発生が予想されます。国土交通省では、土砂災害の防止と被害の軽減を目的に昭和58年から毎年6月を「土砂災害防止月間」と定めています。
近年全国各地で豪雨災害が発生していることから、家庭等において周囲の危険な場所を確認したり、備蓄品を用意するなど、災害時に自分の命を守れるよう日頃から備えましょう。

◆土砂災害とは
大きく「土石流」「地すべり」「がけ崩れ」の3つに分類することができます。また、土砂災害が発生する前には、様々な前兆現象が発生することがあり、こうした前兆現象に気づいた際には、周囲の人にも伝え、すぐに避難することが大切です。

※詳しくは本紙をご覧ください。

◆お住まいの地域が「土砂災害警戒区域」であるか確認する
長崎県は、土砂災害のおそれがある場所を「土砂災害警戒区域」に指定しています。お住いの場所や、近隣地域が土砂災害警戒区域に指定されているか確認したい場合には、長崎県ホームページ(市町村別の区域指定状況)や、長崎県防災ポータル内の防災GISをご確認ください。(地図上で確認したい場合は、防災GISが便利です。)

◆避難情報が発令されたら早めの避難
大雨時、市から避難情報(高齢者等避難、避難指示等)が発令された場合は、安全な場所へ早めに避難しましょう。お年寄りや要配慮者等、避難に時間がかかる人は、移動の時間を考えて早めに避難することが大切です。
※「避難」とは「難」を「避」けること、つまり「安全を確保すること」です。
安全な場所にいる人は、必ず避難場所に行く必要はありません。

◆備蓄品チェックリスト
○水・食品関係
・備蓄水(1人あたり1日3ℓ)
・缶詰
・インスタント食品
・レトルト食品
・乾燥米
・飴
・お菓子　など

○燃料関係
・ガスボンベ
・カセットコンロ
・乾電池
・固形燃料
・ろうそく
・マッチ
・ライター
・発熱剤(水を注ぐだけで発熱しミルクや食品を温めることができます。)

○日用品・その他
・簡易(携帯)トイレ
・トイレットペーパー
・懐中電灯
・モバイルバッテリー
・ヘルメット
・軍手
・ウエットタオル
・ウエットティッシュ
・ポリ袋
・マスク
・消毒液
・雨具
・常備薬
・現金
・生理用品　など

※水・食品類は最低3日分準備し、ローリングストック法で常に新しい非常食の備蓄を心がけましょう。非常食をまとめ買いしても消費期限を過ぎると再びまとめ買いが必要になります。定期的に非常食を消費し、消費した分だけ補充しましょう。

◆壱岐市防災・警報・避難情報サービス一覧
市ホームページでLINE公式アカウントやメール配信サービスなどの登録方法をお知らせしています。もしもに備えて、積極的に情報を入手するよう心がけましょう。

問合せ：総務課　危機管理班
【電話】48-1131