文化 ふるさとに 文化の感動 広がる

▼県内各地で文化・芸術のイベント盛況
◇ながさきピース文化祭とは?
第40回国民文化祭と第25回全国障害者芸術・文化祭の統一名称(愛称)で、令和7年9月14日~11月30日の78日間、県内21市町を舞台にさまざまな催しが行われています。キャッチフレーズは「文化をみんなに」。文化や国籍、価値観の違いを超えて、誰もが気軽に文化や芸術を楽しめる場となっています。
本市でも、市政施行20周年や西海橋架橋70周年・国重要文化財指定5周年を記念したイベントを展開。9月には、まちの歴史を体感できる「西海市の橋と歴史を巡るクルーズガイドツアー」が大好評のうちに終了しました。そして今月は「アートのまち西海展覧会」と「西海橋架橋70周年・国重要文化財指定5周年記念シンポジウム」が開催されます。
今回は、それぞれのイベントで活躍する方々にお話を伺いました。
※ながさきピース文化祭2025に関する詳細は公式ウェブサイトをご確認ください。公式ウェブサイトでは、文化祭期間中に開催される多彩な文化イベントの詳細などを紹介した公式ガイドブックも掲載されています。ぜひご覧ください。

▽西海市で実施されるイベント
〇9月(開催済)
西海市の橋と歴史を巡るクルーズガイドツアー
〇10月4日~10月13日
アートのまち西海展覧会(場所:西海市大島文化ホール)
〇10月18日
西海橋架橋70周年・国重要文化財指定5周年記念シンポジウム(場所:西海橋物産館魚魚の宿)

◇文化や芸術が人と人とをつないでいく
西海市では多彩な芸術家が活動されており、ながさきピース文化祭をきっかけに、一いち瀬のせ章ふみ雄おさん岡おか本もと泰やす彰あきさんのご指導でワークショップを開催していただくことになりました。さらに東京藝術大学からご指導いただける機会をいただき、絵を書くことが大好きな小さな芸術家から大人まで、それぞれの思いを込めた作品が10月4日から開催されるアートのまち西海展覧会で展示されます。
昨年初開催した「イラスト展」では、ジャンルを超えた作品が展示されました。ある中学生の折り紙作品を「色んな人に見てほしい」という思いから始めたイベントでした。作品をきっかけに、文化や芸術が人と人を繋げ、人の心を支え、未来を切り拓ひらく力を持っていることを教えてくれました。
ながさきピース文化祭2025でも、そんな温かな出会いや繋がりが沢山生まれることを願っています。
谷口昌子(たにぐちまさこ)さん 西海市文化協会 事務局長