くらし 地域おこし協力隊通信vol.49

みなさんこんにちは!「協力隊てなんしょっと?」という声を聞き、協力隊通信として隊員の活動をお知らせしていきたいと思います。

新年明けましておめでとうございます!地域おこし協力隊1年目の新居です。冬本番で日々の農作業に翻弄されている中、しばらく前に収穫が終わったブロッコリー畑に立ち寄ってみたのですが、そこに一株だけ光り輝くような姿で、満開の花を咲かせているブロッコリーが立っていました。
こんなにも嬉しそうに花を咲かせるなんて、いつも地味で垢抜けない野菜だと思っていた半面、こんなにもニコニコしている一面を見せつけられて、ついつい惚れ直してしまいました。
スーパーや市場では、ブロッコリーが最もピークな状態とされている、お馴染みのあの姿で売られていますが、実は「ブロッコリー自身」にとってのピークは違った姿で、まさにこの花が咲く瞬間こそがピークなのではないでしょうか?
種が発芽して成長し、つぼみができ、花が咲き、結実して、それが朽ちていき、そして実った種が土へと帰っていく。
この一連の流れの中で、それぞれの野菜にとっての違う見せ場があり、その瞬間に日々立ち会えるのは、改めて農民の特権だと思い知らされた出来事でした。

文:雲仙市地域おこし協力隊(政策企画課)
種採り農業担当 新居 真人

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