くらし 夏本番! そうめんを食べたくなる季節がやってきた!
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- 発行日 :
- 自治体名 : 長崎県南島原市
- 広報紙名 : 広報南島原 令和7年7月号
■7/1(火)~8/31(日) 南島原夏の風物詩 そうめん鉢 夏のキャンペーン
市内飲食店41店舗で、夏にぴったりのオリジナルそうめん料理を提供します。
参加店舗でそうめん料理を食べてSNSに投稿すると抽選で「5,000MINAポイント」が60人に、「5,000円相当の特産品」が40人に当たります。
また、参加店舗でそうめん料理を食べてスタンプを5つ集めると「そうめん鉢(波佐見焼)」または「500MINAポイント」が必ず貰えるスタンプラリーを実施します。さらに、スタンプ1つからでも特産品が当たる新たなキャンペーンを併せて行います。食べておいしい、当たって嬉しいお得なキャンペーンですので、この機会にぜひ市内の各店舗自慢のそうめん料理をお楽しみください!
参加店舗などのキャンペーン詳細は、市ホームページをご覧ください。
問合せ:商工観光課(西有家庁舎)
【電話】73-6633
■~そうめん講座~「島原手延そうめん」の手延べってなあに?
市を代表する特産品「島原手延そうめん」は約400年の歴史を誇り、南島原市は全国の手延べそうめんの生産量約30%を誇る一大産地です。
「島原手延そうめん」と機械麺の大きな違いは、手作業で麺生地に”ヨリ(ひねり)”を加えながら細かく伸ばして作る「手延べ」の工程があることです。この工程があることで、茹でのびしにくい強いコシがあるそうめんが完成します。
※機械麺…小麦粉、塩、水を混ぜ合わせた麺生地をローラーなどで圧をかけて薄く延ばし、細く切って乾燥させたもの。
○手延べそうめんを守る12工程と30時間
※工程の一例です。製造者によって違いはあります。
何度も熟成を重ね、ヨリを入れながら延ばしていく。それが島原手延そうめん独特のコシとなり、極上のそうめんができあがる。
材料…小麦粉、塩、水、植物油
(1)こね
★最も難しい工程のひとつ★
小麦粉と食塩水を混ぜ合わせる。
天気や気温、湿度などで配合が異なる。
(2)麺圧(圧延)
板切り麺生地に圧力をかけて形を整える。
(3)板切り
麺生地を板状に切り出す。
(4)油返し
熟成
“ヨリ”を入れ、丸くしながら植物油を塗る。
(5)細目・こなし
さらに“ヨリ”を入れながら、徐々に細くし、6~7mmまで細くする。
(6)掛巻き
熟成
2本の棒の間に8の字状に麺生地をかけていく。
(7)小引き
熟成
棒を引っ張って約50cmまで麺生地を引き延ばす。
(8)大引き
さらに約1.7mまで引き延ばす。
(9)ハタ掛け
ハタにかけ、最終的に約2mまで引き延ばす。
(10)乾燥
ハタにかけて天気や気温、湿度で調整して乾燥させる。
(11)小割り(切断)
19cmに切断し、規格外(太さ、割れなど)抜き取る。
(12)結束
50gの束に結束し、金属探知機と目視で検査を行い、梱包する。
■認証マーク知っていますか?
市では「島原手延そうめん認証制度」の推進に取り組んでいます。
このマークは、市が定める基準に合格した「手延べそうめん」であると認証されたことを示すものです。皆さまに自信をもっておすすめできる商品となっていますので、購入される際の目印にしてください
■7月7日七夕は「そうめんの日」
平安時代の宮中では、七夕にそうめんの原型とされる「索餅(さくべい)」が供えられ、七夕の日に食べると病気にかからないといわれていました。
昨年に引き続き、7月6日(日)に”道の駅ひまわり”でそうめん流しを実施します。「そうめん鉢夏のキャンペーン」やご自宅で島原手延そうめんを食べて暑い夏を乗り切りましょう!
■7/6(日) そうめん流し
日時:午前11時~午後3時(予定)
場所:道の駅ひまわり(深江町)
料金:無料
問合せ:商工観光課(西有家庁舎)
【電話】73-6633