- 発行日 :
- 自治体名 : 長崎県南島原市
- 広報紙名 : 広報南島原 令和7年8月号
平成20年から開始した「南島原市ふるさと応援寄附」。
毎年全国各地の人たちからの支援の輪が広がっています。
昨年度(令和6年4月~令和7年3月)は、延べ10万116件、14億6,619万円もの寄附をいただきました。
市では、応援していただいた全国の人たちの思いを形にするため、集まった寄附金をさまざまな事業に活用しています。
ここでは皆さんの身近なところで役立てられている、ふるさと納税について紹介します。
■そもそも「ふるさと納税」って何?
「自分の生まれ育ったまち」「応援したいまち」など、自治体に寄附を行った場合に確定申告をすることで、税(所得税、住民税)が軽減される制度です。
▽令和6年度 寄附金の使い道
寄附金の使い道は、寄附者が自ら指定することができます。
その中でも、南島原市の子どもたちの健やかな成長を願って「子どもたちの健全育成に関する事業」や南島原市の豊かな自然や美しい景観を後世に引継いでいく「自然環境の保全及び景観の維持、再生に関する事業」に多くの支援が寄せられました。

■市(市民)のメリットは?
「財源確保」、「経済活性化」、「PR効果」の3点において、次の効果が期待されます。
財源確保…大部分が地方交付税によって賄われている本市の財政にとって、寄附金は貴重な自主財源です。
経済活性化…お礼の品として、地元の特産品を提供することで地域活性化につながります。
PR効果…ふるさと納税を通して、南島原市に興味を持たれる寄附者が全国に広がります。
▽令和7年度の主な活用予定事業
・世界遺産推進事業
世界文化遺産「原城跡」を広く知ってもらい、まちづくりに生かしていくための周知啓発を行います。
・予防対策(予防接種)事業
予防接種費用の一部を助成し、感染症予防に役立てています。
・芸術・文化振興事業
市民へ音楽や演劇など、舞台芸術の鑑賞機会を提供します。
・災害対策費
防災マップを更新し、いざというときの災害に備えます。
・公共交通対策事業
デマンド型乗合タクシーを導入し、公共交通空白地域における市民の生活エリア移動手段を確保し、市民の利便性の向上を図ります。
・商工振興対策事業
電子地域通貨(MINAコイン)の利用促進キャンペーンを行うなど地域経済の活性化に努めます。
・そうめん産業振興事業
首都圏や九州圏において、島原手延そうめんのPR活動を実施し、認知度向上と消費拡大を図ります。
・安心な医療体制の確保推進事業
地域住民の医療提供体制を維持していくため、「診療所の開設・承継」と「在宅医療」などを促進する支援制度を創設し、医療機関の確保に役立てます。
■寄附者からの応援メッセージ
母が南島原市出身で子供の頃は毎年帰省していました。
私にはとても落ち着く大好きな場所です。
住んでいる方は不便な事もあるのでしょうが…今のままが好きです。
(愛知県)
主人の母が住んでいます。
島原の手延そうめんは格別です。
(滋賀県)
島鉄廃線跡サイクリングロードの完成楽しみにしています。
(神奈川県)
両親のふるさと南島原。
海も山も活き活きしていて食べ物も美味しい南島原市、大好きです
(福岡県)
南有馬町は父の出身地なので何かしらの応援をしたいと思い、昨年に引き続き寄付させていただきます。
来年も同様に寄付できるよう元気に働きたいと思います。
(千葉県)
今年、旅行で初めて訪れました。
歴史の教科書で見ていたキリシタン関連の遺跡をこの目で見られて感激しました
(東京都)
夫が南島原市出身です。
今回のお酒は本当に美味しい地元のお酒です。
いつまでも続いてほしいです。
また高齢化も進んでいますので皆様が住みやすい町になることを願っています。
(長崎県)
問合せ:地域づくり課(西有家庁舎)
【電話】73-6631
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