くらし おいしく食べよう!南島原

このコーナーでは、豊富な農産物・水産物があり、食に恵まれた南島原の食にまつわる情報をご紹介しています。
今回は「米」がテーマです。

■市内の稲作
令和6年度、543ヘクタールで水稲が作付されて、2,860トンの米が収穫されました。
・543haは市の面積の約3%
・2,860トンは約48,000俵 ※1俵=60kg
一人当たりの米の年間消費量を約55kgとすると、約52,000人が1年間に食べる量の米が生産されたことになります。

■日本の米の状況
令和6年度、全国で680万トンの米が収穫されました。対して、全国の米の需要は1年間でおよそ700万トンといわれています。
需要量は人口の減少とともに年に10万トン程度の減少となっているようです。

■備蓄米のはじまり
1993年は冷夏により需要に対して供給量が200万トン不足したともいわれ、当時海外から米を緊急で輸入したことがあります。翌年は猛暑だったことから米不足は解消したようですが、この経験から不作が2年間続いても米を安定供給できるよう、備蓄米の運用が開始されました。