- 発行日 :
- 自治体名 : 長崎県長与町
- 広報紙名 : 広報ながよ 令和7年6月号
■男女共同参画週間(6月23日(月)~29日(日))“誰でも、どこでも、自分らしく”
誰もが個性と能力を発揮する社会を実現するためには、『男だから』『女だから』といった性別役割分担意識にとらわれないことが必要です。誰もが、無意識に思い込んでいないか、この機会に考えてみませんか?
■そもそも男女共同参画社会ってなに?
男女共同参画社会とは、「男女が、社会の対等な構成員として、自らの意思によって社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が確保され、もって男女が均等に政治的、経済的、社会的及び文化的利益を享受することができ、かつ、共に責任を担うべき社会」です。(男女共同参画社会基本法第2条)
■松栄グループ有限会社(グループホームながよ)様 令和6年度ながさき女性活躍推進企業等表彰大賞受賞
長与町には、女性活躍の分野で表彰された企業、子育てサポート企業として認定を受けた企業があります。誰もが能力を発揮し、多様な働き方ができる社会を目指した取り組みを行っている町内の企業をご紹介します。松栄グループ有限会社様は、女性の登用や能力開発、男女ともに働きやすい職場づくりに積極的に取り組んでいるとして、令和6年度ながさき女性活躍推進企業等表彰で大賞を受賞されました。今回は、代表取締役社長の前田様、ホーム長の山本様、副ホーム長の井手様にお話を伺いました。
◆女性活躍に取り組むきっかけ
グループホームながよは、職員の8割以上が女性です。女性職員は、20代~70代と、様々な年齢層が活躍し、管理職も全員女性職員となっています。結婚して出産した後も、育児をしながら安心して働ける環境作りについて、各々が「これならできる」ということに取り組み、自然と女性活躍推進が始まりました。
◆従業員のために取り組んでいること
創業時から働きやすさを追求しており、育児等個人の事情による時間単位の有給休暇が取得できます。また、夏休みや台風等で学校が休校になった際には、職員が子ども帯同で出勤することもできます。産休・育休も取得でき、職場復帰前に面談を行うことで復帰率100%となっています。他にも、利用者の睡眠状態を把握することができる「眠りSCAN」等を導入し、職員の負担軽減をしています。
◆後輩職員に受け継いでいきたいこと
シフト勤務ということで、今後もコミュニケーションを大切にしながら、個人の事情に合わせてみんなで納得してシフトを組むなど、協力していきたいと思います。
◆今後さらに取り組みたいこと
職員の高齢化が進み、勤務時間数を減らしたいという要望が今後出てくると思います。その要望に応えられるような働き方ができる職場にしていきたいです。
◎松栄グループ有限会社(グループホームながよ)様、お忙しい中、ありがとうございました。本町には、女性が輝く企業、子育てサポート企業として表彰を受けた企業が多数あります。本町ホームページで紹介していますので、ぜひチェックしてください。