くらし 国民健康保険の財政状況

平成30年度から市町と県は共同で国民健康保険財政を運営しており、市町は決められた額の「納付金」を県に納め、県は医療機関等に支払う医療費を市町に交付し、安定した財政運営を図っています。
この「納付金」は被保険者の皆さまが負担する保険税で賄われています。(保険税額(率)は、県が提示した「標準保険料」を元に算出し、運営協議会で決定しています。)

■令和6年度決算状況
令和6年度の国民健康保険会計は、税率改定により増収となったことと、保健事業や医療費適正化への取り組み評価に対するインセンティブが得られたことにより、保たれた財源の一部を基金に積み立てるなど、安定した財政運営を図ることができました。

■加入世帯・被保険者の状況
令和7年3月末現在、加入世帯数は3,128世帯、被保険者数は4,413人で、町全体に占める割合は、世帯数が約34%で被保険者数が約27%と、年々、減少を続けています。

■国民健康保険被保険者の皆さんへ
・国民健康保険は、被保険者の方が病気やけがをしたときの医療費や出産育児一時金などを給付することを目的とする「支えあい」の制度です。納めていただく保険税は、事業運営を支える重要な財源ですので、期限内の納付をお願いします。なお、期限内の納付が困難なときは、ご相談ください。
・「医療費のお知らせ」や「ジェネリック医薬品に関するお知らせ」を対象者へ送付しています。また、重複・頻回受診や多剤服薬による副作用の防止のため、電話や訪問指導を実施しています。
・毎年、特定健診を受診することで、病気の早期発見・早期治療につながり、医療費を抑制し、安定した国保財政を保つことができます。また、保健指導を行う保健師・栄養士とともに、健康への意識向上を高めていきましょう。

健康寿命の延伸で「人生100年時代」をともに生きよう!

問合せ:健康保険課保険医療班
【電話】53-1163