文化 国際交流員のコラム~「ただいま」と思える場所~グンジャン・シャルマ

5月の連休に島を離れましたが、たった二日で「島に帰りたいな」と思いました。たまに島外で遊ぶのも楽しいですが、やっぱり船が港に着き、島に降り立ったときのあの静かな安心感にはかないません。「ああ、帰ってきたな」と心から思います。
新上五島は、ただの「住んでいる場所」ではなく、本当の意味での「ホーム」になりました。ここで出会った人たちは、もはや同僚や知り合いではなく、大切な友人、そして家族のような存在です。
もちろん、故郷の家族や友人が恋しくなることもあります。でも寂しさはありません。
なぜなら、ここで出会った人たちとのつながりが、まるでずっと前から知っていたように自然であたたかいからです。イベントにもたくさんの方が来てくださり、本当にありがとうございます。心の扉、そしておうちの扉を開き迎え入れてくれた皆さん、この島が私を仲間として受け入れてくれたこと、私は一生忘れません。