くらし ~食で八代を元気に~ フードバレーやつしろ(1)

本市の豊富な農林水産物を活かして「食で八代を元気にしよう」「食べ物でお金を稼ぐ仕組みをつくろう」を目標に生産者や事業者の取り組みを支援しています。
今後は、クルーズ船の八代港寄港や海外半導体企業の熊本進出など、拡大するインバウンド需要に対して、さらなる支援を行っていきます。

■国内・国外流通
全国の食品メーカーやバイヤーに八代産農林水産物の使用や加工品を提案し、生産者とのマッチングを行っています。また、大都市圏でフェアなどを開催し、八代産品の魅力を発信しています。
また国外では、本市が誇る晩白柚などの農産物や加工品を香港などのアジアをはじめとした各国へ輸出するため、現地でのフェアや商談会を開催しています。

■新商品開発
八代産農林水産物を使った新商品開発を促進するため、熊本県をはじめとした関係機関と連携を図りながら、製造方法や販売方法などについて支援を行っています。

■畳認知度向上
八代産畳表の認知度向上と需要拡大を目的とした全国規模のPR活動などに取り組んでいます。
今年7月には、畳の新たな活用方法として、八代産畳に振動スピーカーを内蔵した「畳スピーカー」を一般発売したところ大きな反響があり、さまざまなメディアで取り上げられました。
この畳スピーカーは、寝転ぶことで音と心地よい振動を全身で感じることができ、リラックス効果が倍増します。
現在、市役所1階で体験型展示を実施(平日9時~17時)していますので、「畳スピーカー」を体験することができます。

■収穫体験
全国有数の農業生産地であることを活かし、生産者や団体が農業体験や収穫体験を実施するためのセミナーを開催しています。
また、事業の実施に必要な資材などの費用を支援する補助事業を行っており、現在も申請を受け付けています。

■食関連企業の誘致
九州の中心に位置する地理的優位性を活かした研究機関や食関連企業などの集積と雇用の確保を目指しています。

「国内外に向けた販路拡大や商品開発に関する専門知識を持つアドバイザーが、悩みに応じて対応します。
新たな販路開拓(国内・海外)や商品の開発・既存商品の魅力アップなどを検討している生産者や事業者の皆さんは気軽に問い合わせください。」

問合せ:フードバレー推進課
【電話】33-8780