子育て 市内3高校の魅力を伝えます! 高校魅力化全力通信 vol.82

■雨にも負けず、今年も開催「菊高ジャック」
第4回目となった「菊高ジャック」を紹介します。今年度は10月9日に開催。今回は1回目と同様に商業科のみで企画・運営しました。雨の心配もありましたが、昼までは日差しが射す場面もありました。

▽スクール婚活
少子化対策の課題解決に向けた取り組みで、1回目から開催しています。今年は男性5人と女性10人の参加があり、2組成立しました。
実行委員長の下田優空来(しもだゆあら)(3年)さんは、「今年は、タコパやキャンドル作りで楽しんでもらいました。皆さんが喜んで参加していただいたのでほっとしています」と話しました。

▽キクザニア
子どもたちがさまざまな職業を体験できるコーナーで、今年で3回目です。今年は11のブースを設けることができました。
実行委員長の井上美海(いのうえみう)さん(3年)は、「新しくプログラマーや花屋、歯医者のブースを取り入れました。企画準備までの打ち合わせが大変でしたが、120人近い子どもたちが参加してくれました」と話しました。

▽菊高ショップ
生徒自ら商品を仕入れ販売します。今年は、石川県・能登の商品を仕入れ、震災や土砂災害の支援を目的に販売。例年人気の商品だけでなく、県内各地の道の駅からも商品を仕入れて販売を行いました。
実行委員長の村上一芭(むらかみかずは)さん(3年)は、「お客さまが少なく苦戦しましたが、雨天に対応した店舗設営ができ、無事開催することができました。収益は少なかったですが、被災された方に届けたいです」と話しました。
本イベントは、3年生がリーダーとなり、1・2年生を指導しながら取り組んでいます。3年生は、指導の難しさが1番の学びになったと振り返っていました。

■生の芸術に触れる 芸術鑑賞会
10月23日に本校体育館で芸術鑑賞会を実施しました。生の芸術鑑賞を通して生徒たちの感性を磨き、心豊かな人間性を育成することを目的に3年に1回行っています。
今回の演目は、「ヒダノ修一(しゅういち)!スーパーリズミックス」。ヒダノさんは、2013年に「世界一の太鼓演奏技術を持つ人」に選ばれ、多数の御前演奏や国内外の有名アーティストとの共演、FIFAワールド杯の式典プロデュース、音楽の教科書執筆など、幅広く活躍しいます。
始めは静かに鑑賞していた生徒たちも迫力ある演奏とタップダンスに心を奪われていき、体育館には歓声が響きました。太鼓の体験コーナーもあり、生徒や職員がリズムに合わせて演奏にチャレンジ。生徒たちは「貴重な経験だった」と感激した様子で話していました。

問い合わせ先:菊池高校
【電話】0968-25-3175