くらし 宇土市の予算

令和7年度当初予算が令和7年3月市議会定例会で審議され、3月19日に可決成立しました。
一般会計当初予算は、前年度の予算と比較して、2億4,000万円増の総額229億8,000万円としましたので、その概要をお知らせします。

令和7年度一般会計は229.8億円(前年度比1.1%増)

■当初予算の概要
令和7年度当初予算は、第6次総合計画に掲げる「2026年の目標人口36,000人」の達成に向けて、「将来も宇土市に住みたい、宇土市に帰ってきたいと思われる“選ばれるまち”の形成」を目指す予算編成を行いました。
具体的には、10年後、20年後も持続可能な行政サービスを提供するための「中長期的な視点を持って取り組む事業」、“九州のどまんなか宇土市”によるシティプロモーションをはじめとする「宇土市の個性や魅力を生かした事業」、デジタル等を活用し利用者視点で行財政のあり方を見直す「行政基盤の強化」に重点を置き、予算を配分しています。

■予算編成の状況
歳入面では、国からの地方交付税や国・県からの補助金などの依存財源が62・1%と歳入の多くを占めています。
歳出面では、職員の人件費や社会保障関係の経費となる扶助費などの義務的経費が全体の48・9%を占めています。また、投資的経費は全体の16・3%を占め、干潟景勝地展望広場整備事業や、小中学校の体育館トイレのバリアフリー化に取り組みます。

■新たなステージへ
本市の更なる認知度向上を目指し、定住・移住人口及び関係人口の維持・拡大につながるよう、情報発信強化事業の実施や、地域おこし協力隊の増員により、魅力発信や地域協力活動を推進します。このほか、DXの推進やこどもまんなか社会などの実現に向け、本市が新たなステージへ大きく「前進」するための予算となっています。

[歳入]
自主財源…市が自主的に集められるお金
依存財源…国や県から交付されるお金や市債
市税…市に納める税金(市民税、固定資産税など)
繰入金…基金などから一般会計に繰り入れるお金
地方交付税…全ての市町村が一定の行政サービスを行えるように国が交付するお金
国庫支出金…市が行う事業に対して国が交付するお金
県支出金…市が行う事業に対して県が交付するお金
市債…市が行う事業に充てるための借入金
地方譲与税…国税として集め、全部または一部が市町村に譲与されるお金

[歳出]
性質別分類…経済的性質を基準とした分類。義務的経費・投資的経費・その他に分けられる
義務的経費…市の運営のために必ず支払わなければならないお金
投資的経費…施設や道路整備など、生活基盤を整えるために使うお金
扶助費…社会保障制度の一環として、現金や物品などを支給する費用
公債費…借入金の返済にかかる費用
物件費…消耗品や業務委託料など
繰出金…一般会計から特別会計などへ繰り出すお金

一般会計予算の主な事業(分野別) (単位:千円)

特別会計予算額 (単位:千円・%)

企業会計(水道事業)予算額 (単位:千円・%)

企業会計(下水道事業)予算額 (単位:千円・%)