- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県宇土市
- 広報紙名 : 広報うと 令和7年5月号
■副市長就任のごあいさつ
光井正吾(みついしょうご)(54歳)
期間:令和7年4月1日~
このたび、3月の市議会におきまして、選任同意をいただき、4月1日付けで副市長に就任いたしました。身に余る光栄であり、その職責の重さ、大きさにあらためて身の引き締まる思いです。
私は、宇土市役所に32年間勤務し、スポーツ振興や広報、まちづくり活動支援、企画、財政などを担当してまいりました。各業務に従事するにあたり、多くの市民の皆様や市職員に支えていただいたおかげで、職務を全うすることができました。
申し上げるまでもありませんが、全国的に少子高齢化による人口減少と将来の経済や社会の担い手の減少、社会保障制度の持続など様々な問題に直面しています。
この問題は宇土市においても同様で、この課題を打破するため、元松市長が「10年先、20年先の未来へつなぐまちづくり」を掲げ、現在「攻めの行政」に転じており、地域社会の持続に必要な定住人口の維持とその確保に向けた施策を全力で進めています。
私も、市長を補佐し「宇土に住み続けたい」「宇土に住んでみたい」「宇土に戻りたい」と思ってもらえるように熱意をもって取り組む覚悟です。また、宇土市を元気にするため、地域の課題を解決するために、市職員が「やりがい」「充実感」を感じられるような風通しの良い宇土市役所の雰囲気の醸成にも努めてまいります。
もとより、微力ではありますが、人口減少対策、産業の振興などの諸課題を解決するため、市長、市議会の皆様、市職員、何より市民の皆様と力を合わせて宇土市の発展に全力を尽くしてまいります。今後ともご指導、ご教示を賜りますようお願いいたします。
結びに、市民の皆様のますますのご健勝とご発展をお祈り申し上げまして就任のご挨拶といたします。
■副市長退任のごあいさつ
谷崎淳一(たにざきじゅんいち)(70歳)
期間:平成31年4月1日~令和7年3月31日
市民の皆さまこんにちは。
これまで副市長を務めておりました谷﨑です。
この3月末をもって退任いたしました。在任中に皆様からいただきましたご厚情に心から感謝を申し上げます。
就任当初は震災後の仮庁舎でした。大雨時には屋根を叩く雨音がうるさかったり、台風襲来時には強風で大きく揺れて、水防待機の仮眠中に飛び起きたのを懐かしく思い出します。
新庁舎が完成した時には、これで非常時の防災の拠点ができたと安堵しました。この間、新型コロナウイルスが猛威を振るいました。感染拡大の抑制に努め、感染者の方々の人権に配慮し、困窮された皆様の支援に腐心しました。
緊急事態宣言解除後は、元松市長の英断で、「攻めの行政」へと舵を切り、熊本地震からの復旧と復興とこのコロナ禍でなしえなかった施策の取り組みを始めました。
今、少しずつですが、その取り組みの成果が表れつつあります。老朽化した図書館に代わって、子育て中の方々も含め多くの市民の方々が集える施設を整備することとしました。また、つつじヶ丘農村公園の傷んだ遊具をインクルーシブで楽しいものに変えようとしています。御輿来海岸の魅力を発信するために展望所やその駐車場の整備も進めています。さらに、人口減少が著しい西部地域への定住移住を促進するための各種支援制度や空き家対策にも力を入れています。働く場所の確保のための企業誘致にも取り組んでいます。
このように、今、宇土市は未来への基盤づくりを積極的に進めております。
引き続き、市民の皆さまのご理解とご支援をお願い申し上げます。
今後の宇土市の益々の発展と皆様のお幸せを心から願って御礼のご挨拶とさせていただきます。
長い間、お世話になりました。