- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県宇城市
- 広報紙名 : 広報うき ウキカラ 令和7年5月号
■防災意識の向上のために
◇腕用ポンプおよび特別表彰まといを展示
三角防災拠点センターで3月22日から「腕用ポンプおよび特別表彰まとい」が展示されています。
これは、三角町の小田良区で100年以上保管されていた「腕用ポンプ」と旧三角町消防団が受賞した「特別表彰まとい」を展示することで、市民の防災意識の向上につなげようと市が実施したものです。
展示は、来年3月31日までを予定しています。
■景観の向上や木材利用促進を評価
◇青海保育園の園舎が県主催の表彰でW受賞
三角町の青海保育園の園舎が、景観の形成向上に貢献しているとして、2月13日に「第36回くまもと景観賞」で奨励賞を受賞。3月21日には、県産木材を利用する優れた施設として「第30回熊本県木材利用優良施設コンクール」の熊本県木材事業協同組合連合会賞を受賞しました。
これらは、地域の良好な景観形成に貢献した団体などへの表彰、県産材需要拡大の一環としてそれぞれ県が主催しているものです。
園舎は、木材がふんだんに使われた平屋建てで、芝生の園庭をコの字型に取り囲んでいます。保育園と学童保育所が同じ建屋内にあり、また、青海小の敷地内でもあることから、園児や同小の児童たちの交流の場にもなっています。
同会の井上賢哲(やすのり)理事長は「新しい園舎が、子どもから大人まで、地域の人たちに気軽に来てもらえる拠点となり、コミュニティー形成の場所にしていきたい」と話しました。
■生徒たちの学校環境の向上を
◇小川中グラウンド完成で改築工事が完了
昨年3月から始まった小川中のグラウンド工事が3月21日に完成。生徒たちはグラウンドが使えないため、観音山グラウンドなどを代替地として1年間使用してきました。
岩田雅子(まさこ)校長は「グラウンドが使えず、生徒たちの負担もあったと思う。完成後、一目散に走り出す生徒たちを見て安心した」と話しました。
工事を施工した(株)砂川建設は、完成を記念して、ベンチ3基などの物品を寄贈しました。