くらし まちのわだい TOPICS(1)

■未来へつなぐ学びと誇り
◇三角小6年の児童たちが三角西港でガイド役に
2月28日、三角西港で三角小6年の児童たちが三角西港ガイドを行いました。同小6年の児童たちが1年かけて三角西港を学び、その成果を発表するもので、同小の1年~5年の児童のほか、地域住民らも参加しました。
6年の児童たちは、港内8カ所に分かれ、クイズ形式で歴史や文化を紹介。説明を受けた下級生たちからは「西港の歴史を誇りに思っていきたい」などの感想が聞かれました。

■手話に触れ、理解を深める日
◇耳の日ふれあい2025が開催
3月1日、イオンモール宇城で耳の日ふれあい2025が開催されました。3月3日の「耳の日」に合わせ、手話への理解を深めることを目的に、耳の日ふれあい実行委員会が主催したもの。
ろう者による演劇や手話での意見発表などが行われ、手話の重要性が訴えられました。
県ろう協中央支部長の猿渡一徳(さるわたりかずのり)さんは「同じ聴覚障がい者の力になれるよう手話の普及活動を続けていきます」と話しました。

■ごみ減量化のために
◇宇城市民全体分別収集を試験実施
3月1日、宇城市役所北側駐車場で「宇城市民全体分別収集」を行いました。
これは、地区ごとに実施している資源ごみの分別収集だけでは、日時や場所が限られてしまうことから、市民の資源ごみの搬出機会を増やし、資源物のリサイクル量を増やすため、宇城市一般廃棄物委託処理業組合の協力により、市が試験的に実施したもの。
次回の実施は決まり次第、お知らせします。

■未来を変える健康習慣の促進
◇第17回宇城市健康フェアを開催
3月8日・9日にイオンモール宇城で健康イベント「宇城市健康フェア~健康習慣で未来を変える~」を開催しました。
日ごろから健康に興味がある人だけでなく、若い世代や健康への関心が薄い人たちへも健康について考えるきっかけを提供することを目的に開催しています。
会場では、血糖値や骨密度、血管年齢や肌質年齢といった体の健康状態の測定や医師による医療相談などを実施。
また、ベジメータ(R)を使った野菜摂取量の測定や市内の保育園の園児たちが描いたベジアート(野菜の絵)の展示なども行いました。
来場者からは「普段測定できない項目を測定でき、自分の体の状態を知ることができた」などの声が聞かれました。

■生徒が将来を考えるきっかけに
◇米Google本社で働くエンジニアが母校で講演
3月3日、松橋中学校で今﨑憲児(いまさきけんじ)さんによる講演が行われました。世界で活躍している卒業生の話を聞くことで、生徒自身の進路について考えを深めてもらおうと同校が主催したもの。
今﨑さんは、自身の経験や職場の様子、AI技術について紹介しました。
生徒たちからは「海外に興味を持った」、「夢のために努力したい」などの声が聞かれ、今﨑さんの世界観に目を輝かせていました。

■宇城彩館の売上の一部を市へ
◇熊本宇城農業協同組合が市へ寄付金を贈呈
3月10日、熊本宇城農業協同組合から市へ寄付金の贈呈がありました。
これは、宇城彩館を運営する同組合が売り上げの一部を毎年、市に寄付しているものです。
同組合の丸田博雄(ひろお)代表理事組合長は「生産者の協力のもと、野菜や果物の新鮮さに定評をいただいている。今後も地元農産物のさらなるPRと消費拡大につなげていきたい」と意気込みを語りました。

■地域を盛り上げるために
◇歴史研究家が熊本城について講演
3月16日、不知火町御領本区などで構成する企画実行委員会が、JR松橋駅構内の市地域交流センターで同区の設立10周年を記念して、熊本地震から復旧中の熊本城の歴史などを知ってもらうためのイベントを初開催。地元住民ら約50人が参加しました。
同実行委員の木杉聡(きすぎさとし)さんは「今後も市地域交流センターを利用したイベントを企画し、地域活性化のお役に立てれば」と話していました。