- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県宇城市
- 広報紙名 : 広報うき ウキカラ 令和7年7月号
■見た!聞いた!地域の魅力再発見!
広報特派員や地域おこし協力隊が市内で起きた出来事を伝えます。
◎広報特派員 松橋西支援学校 福岡がお届けします
◇松橋高校・松橋西支援学校新たな交流
松橋西支援学校高等部は、松橋高校に移転して3年目。今回は、4月に行った「松橋西支援学校の歓迎行事」と「松橋高校生徒による松橋西支援学校の作業体験」の様子を紹介します。
▽松橋西支援学校の歓迎行事
4月11日の歓迎行事では、松橋高校の生徒も参加し、クイズなどで楽しく交流しました。学校紹介では、高等部の2・3年生が1年生に学校の魅力を伝えると、1年生はこれからの学校生活にワクワクしている様子でした。
▽松橋高校生徒による支援学校の作業体験
松橋高校生徒会の生徒ら10人が、松橋西支援学校の生徒が行っている作業を体験。
この日は牛革を使った革製品作りを体験し、「難しいけど、面白い」などの声が聞かれました。
今後も、両校の生徒同士がたくさんの行事で交流を行い、地域を盛り上げていきたいと思います。
■隠れスポットを巡るうき探索
地域の隠れスポットを編集局が取材して紹介します。
◇豊野町にぽつんと。田に囲まれたほこら
豊野町巣林地区の田の中にぽつんと佇む小さなほこら。これが何か気になった編集局は、現地へ。地域の人に話を聞いてみましたが、歴史的なことは分からないそう。
そこで、「豊野村史」を調べてみると、おもしろい言い伝えが記載されていました。
『昔、上糸石の森に、とても大きな木があった。何人かのきこりが木を倒そうとしたが、切っても切っても翌日には木が元通りになっていた。それを聞いた一人の男が、ある晩その木の上で様子をうかがっていると、木に住む老夫婦が現れ、切られた部分を接ぎ直していた。男に驚いた老夫婦は「誰かに言えば命をとるぞ。」と言って消えた。しかし、男は、木こりに話してしまったため、腹痛を起こして亡くなってしまった。最終的にきこりたちは、切った木片を焼きながら木を倒した。そのとき、枝の一本が西方14町先の田に倒れ込み、そこに芽吹いたものが、この「巣林の天神社」といわれています。』
今は清掃をしたり、しめ縄を飾ったりと、地域の人に大切にされている天神様。桜や藤の木があるので、春に花見に来る人も多いそう。ぜひ、一度訪れてみてください。
1台は駐車できます。地域の人の迷惑にならないようご配慮ください。
◆募集
隠れスポットを教えてください。不定期で紹介するかも!