健康 65歳以上の皆さまへ 帯状疱疹ワクチンの定期接種が始まりました

■CHECK! 帯状疱疹ってどんな病気?
帯状疱疹は、昔かかった水ぼうそうのウイルスが、免疫力の低下やストレスで再び活動を始めることで発症します。体の片側に沿って痛みを伴う水ぶくれができるのが特徴です。水ぼうそうの経験がある人なら誰でもなる可能性があります。

■CHECK! 高齢者は特に注意
・高齢者はウイルスを抑える力が弱くなるため、若い人よりも帯状疱疹になりやすいとされています。80歳までに3人に1人が経験するとも言われています。
・高齢者の場合、帯状疱疹の痛みが強くなったり、治るまでに時間がかかったりすることがあります。
・皮膚の症状が治った後も、痛みが長い間残ってしまうことがあります。この「帯状疱疹後神経痛(PHN)」は高齢になるほど起こりやすくなっています。この痛みは日常生活や睡眠に支障をきたすほど強くなる場合もあります。

○80代までに3人に1人が経験すると言われています
参考:「帯状疱疹ファクトシート」国立感染症研究所(2019)

■4月1日からスタート
定期接種で発症を予防しましょう

▼定期接種の対象になる人
・65歳の人〔1960年(昭和35年)度生まれの人〕
・60歳以上65歳未満の人で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障害があり、日常生活がほとんど不可能な人。

▼経過措置の対象になる人
・経過措置として、令和7年4月1日から5年間は、その年度に70、75、80、85、90、95、100歳になる人も対象となります。
・令和7年度に限り、100歳以上の人は全員対象となります。

○CHECK! 経過措置対象者の例
・昭和14年度(昭和14年4月2日~昭和15年4月1日)生まれの人→90歳になる令和11年度に接種
・昭和25年度(昭和25年4月2日~昭和26年4月1日)生まれの人→75歳になる令和7年度に接種
・昭和32年度(昭和32年4月2日~昭和33年4月1日)生まれの人→70歳になる令和9年度に接種

※表の経過措置対象者は年度年齢となります。
(例)1955年度…「1955年4月2日~1956年4月1日生まれ」の人が対象です。

ワクチン接種の対象となる人には、接種する年度の4月ころに予診票などを郵送します。

問合せ:健康増進課 保健予防係
【電話】22-5088